ジャパンカップ2021と穴馬大量パック
電車の中で寝ていて、起きたら夢の国に着いていました。飛行機まで時間がありましたので夢の国からの予想となります。
展開
まず逃げたい馬がいない。強いていうならキセキが極端な持続力戦にしたいため、逃げたいだろうか。スタートからのダッシュはあまり速くないが、促して逃げるだろう。気性的な問題はもうないため、去年ほどでは無い常識の範囲内のペースで逃げるだろう。
そして次の問題は次の馬がどうなるかだ。
キセキが最初の千メートルを58秒後半くらいで逃げる。そのあとについて行くのはジャパンか、アリストテレスかオーソリティ。ただどの騎手もキセキにはついて行きたくない。なので大逃げのような形になるだろう。キセキがするのは競馬ではなくタイムアタックなのだから。
そして2番手は恐らくアリストテレス。騎手横山武史はメンタルが強く自分の競馬に徹するので、ポツンと2番手を走りそう。
3番手以降を走る馬はスローペース気味になる。そしてオーソリティがその先頭集団にいるため、向正面の終わりくらいから千メートル勝負を仕掛ける。ルメールがペースコントロールをしているのに対して、競りかける騎手はいないだろう。自分のペース判断よりルメールのペース判断を信じるからだ。なのでこの集団はスローからの千メートル勝負。捲るとしてもミルコデムーロくらいだが、実際のところ向正面の終わりくらいから動いても、すでにスパートをかけているので物理的に不可能だろう。
印
◎5キセキ 和田竜二
淡々としたラップを刻めると本当に強い。去年のジャパンカップはペースと走る場所さえ間違っていなければ確実に1着でゴールしていた。今年は去年とは調教パターンは全く違うため比較は難しいが、前走時よりは確実に上昇している。東京競馬場では状態と展開が伴えばとてつもない強さを発揮しているので、ここも能力を発揮してくるだろう。
問題のペース刻みだが、陣営も持続力勝負をと言っており、信頼できる。和田騎手も前走はスタートするや否や押して前に立っていたため、前に行って良さが出るというのは重々承知。地獄のようなラップを刻んで欲しい。
今年こそ常識の範囲内の大逃げで馬券内に残して欲しい。
○3ブルーム ムーア
前走しか情報はないが、とりあえず前走は見た。東京競馬場向きの持続力を持っている馬。スピードもある。内前で溜めていい長く脚が使える。オーソリティを買うなら断然こっち。状態の良し悪しはわからないが、流石にここは能力上位。
騎手ムーアとも手が合っていそうで、先行して長くいい脚を使わせる天才。
▲4シャフリヤール 川田
最強世代のダービー馬。能力も適性も何もかも文句なし。ダービーの時は気性的な問題で、折り合いが難しくなっていた。ですが、今回は調教からリラックスムード。精神面も中身もしっかりしてきている。普通に追走して普通に走れば間違いなく強い。川田騎手というのもとんでもなくプラスで、もしペースが早くて付いていけなくなっても着狙いに切り替えれるし、息を保たせる技術は日本一。信頼できる。
そして何よりオーソリティの後ろでレースを進めるだろうから、それを差し切る競馬をするだろう。
△2コントレイル 福永
外枠に入れば切ったが、これはどうしても買うしかない。致し方なし。距離は伸びてマイナスだが、キレもあるためオーソリティより先着すると考えたら買うしかない。
△9アリストテレス 横山武史
持久力勝負の鬼。騎手がどこのポジションを取るかが非常に大事だが、度胸のある騎手なので少し離れた番手で持続力を存分に発揮してくる可能性が高い。そうなると出来の良さ、乳酸抵抗力の高さで上位に来ても何も不思議ではない。
△11シャドウディーヴァ 横山典
後方待機勢でとんでもない脚を使えるのはこの馬だけだろう。横山典というのも素晴らしい手が合っていて、追い込みをさせると一級品。距離延長も問題なさそうで、出来も最高潮。面白い一頭。
買わない馬
グランドグローリー
正直なところよく分からないというのが1番。重たいところを走って好走してきているため、日本は合わないと判断。
オーソリティ
前走はど低レベル戦。今回はいつもの千メートル勝負を挑むも、キレの部分でコントレイルやシャフリヤールに負ける。流石に厳しいだろう。
サンレイポケット
状態は凄くいいが、前走が流石にキレの部分の限界。後方スロー集団からコントレイル、シャフリヤールを上回るキレが使えるとは思えない。
ユーバーレーベン
オークスの上位馬はアカイトリノムスメ以外は全て展開利を受けた馬達。展開が全てのレースだった。そこで強さを発揮したアカイトリノムスメも、力は出せなかったとはいえエリザベス女王杯で敗北。東京競馬場はベストだろうけど、流石にこのレベルの相手に通用しないと思う。
マカヒキ
先行する脚があるなら買いたかったが、物理的に届かないところでレースをする事になる。しかもキレる脚が使えないため、無理ではなかろうか。
大量妙味馬パック
予想に時間が取れたため、全レース目を通して、馬券内に来るであろう穴馬達をまとめてみようというもの。解説はそこまで丁寧ではないですが、妙味たっぷりの馬達を知りたい方は是非。前日想定のオッズなので当日美味しくなくなっている可能性もありますが、ご了承ください。
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