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スーパーの店長から倉庫のプロへー異業種からの転身で見つけた、不動産営業の醍醐味

株式会社大倉 の木村です。倉庫のサブリース事業を主軸に展開する当社では、現在東京・埼玉・福岡エリアの営業社員を募集しています。そこで今回は、大阪本社で活躍する営業部門の社員に、詳しい業務内容や1日のスケジュール、仕事のやりがいについてインタビューしました。


大阪本社 営業開発本部 名嘉眞 啓(なかま けい)さん

新卒で食品会社に入社し、営業職を5年、店舗の管理職を2年経験。2022年に大倉へ転職。現在は、事業用不動産ポータルサイト「ロジコロ」の反響営業を中心とした業務を担当。




「努力が報われる環境」を求め、転職を決意

——前職から転職を決意した経緯を教えてください。

私は新卒入社してから5年間、養鶏場の卵を販売する飛び込み営業を経験しました。その後、同社が運営するスーパーの店長を2年間務めましたが、朝から晩まで長時間勤務する日々が続いたんです。元々新しいことにチャレンジするのが好きな性格なので、仕事にはやりがいを感じていました。けれど、残念ながら自分の努力が報われている感覚があまり持てず、転職を考えるようになりました。


——不動産業界へ興味を持ったのは、どんなきっかけがあったのですか?

転職エージェントの方から、不動産業界についてお話を伺ったのがきっかけです。「不動産業は努力すればするほど自分の力になり、給与にも反映されやすい」と聞き、この業界への転職を希望するようになりました。

それから数社の不動産会社に応募しましたが、なかでも大倉を選んだのは、「自分自身が飛躍的に成長できそう」と感じたことと、ワークライフバランスが大きく改善できるイメージが湧いたからでした。

日々学びが欠かせない、不動産業界の仕事

——入社後はどのように仕事を覚えましたか?

まずは全体研修に参加し、営業方法やサブリース物件の取得方法など、基礎的な知識を習得しました。そのあと約3ヶ月間は上司に同行し、営業手順やお客様へのヒアリング、物件の提案や内覧の案内方法などを学ばせていただきました。


——仕事を始めてからの、率直な感想を教えてください。

正直、今まではなんて生ぬるい世界にいたんだろうと感じました。前職では自社と競合他社の商品知識があれば十分でしたが、大倉では非常に専門的な不動産の知識が必要とされています。

今年で入社3年目になりますが、わからないことがあれば宅地建物取引士の教本を引っ張り出して調べたり、法律に詳しい上司に質問したりして、一つずつ解決しています。経験を積まないと理解できないことも多く、恥ずかしながら今でも一人で解決できることは少ないです。でも、担当である私が把握していないと、大きなトラブルに発展してしまう可能性もあるため、慎重に対応しています。

——実際にトラブルに見舞われたことはありますか?

私の確認不足が原因で、成約したクライアントから「**の対応をしてもらえていない」というご意見を次から次へといただいたことがありました。その結果、物件の仲介業者や施工業者の方々にまでご迷惑をおかけしてしまって……。今では同じ失敗を繰り返さないよう、細かな点まで必ず確認するよう心がけています。

でも、こうして不動産業界に飛び込んでみたことで、仕事が自身の成長につながり、努力が結果に直結することを実感しています。


主軸は不動産サイト「ロジコロ」の反響営業

——現在の仕事内容について、詳しく教えてください。

私は主に、事業用不動産ポータルサイト「ロジコロ」の反響営業を担当しています。サイトを通じて寄せられる問い合わせに対応し、クライアントのニーズに合わせた提案を行っています。担当エリアは大阪周辺と岡山で、岡山エリアは車や新幹線を使って訪問しています。

出典:「ロジコロ」 ホームページ


——1日のスケジュールを教えてください。

大体、以下のようなスケジュールで仕事に取り組んでいます。


8:30〜 出社、メールチェック

9:00〜 朝礼、新着物件を既存客へ提案

問い合わせをいただいている2〜4社のお客様へ、「ロジコロ」の新着物件情報をメールで送り、重ねて電話でも連絡しています。送付した物件情報を元に、さらに詳しい要望があれば、追加でヒアリングを行います。

12:00〜 昼休憩

13:00〜 物件内覧

この日はリサイクル業者のクライアントに、希望条件に合いそうな物件をご案内しました。天井高やシャッターの間口は問題ないか、室内の造作はできるか、インフラ関係は整っているかなど、利用していただく際の懸念点がないかどうか一緒に確認しました。

ありがたいことに、当日ご紹介した内覧物件を気に入っていただき、無事成約となりました。今回は、以前工場として活用されていた物件を倉庫として利用することになったのですが、不動産の用途に関わらず、視野を広く持って提案するよう心がけています。

15:00〜 新規客への訪問・ヒアリング

「ロジコロ」経由でお問い合わせをいただいた、新規のクライアントを訪問。ご希望のエリアや用途、必須条件などをヒアリングします。

16:00〜 物件写真の撮影

「ロジコロ」に掲載されている情報のうち、現場画像が不足している物件の写真撮影を行います。事業用不動産は図面のみで仲介されている物件も多いですが、大倉では現場写真を充実させることで、問い合わせ数を増やしています。

17:00〜 帰社、進捗物件の確認

19:00  退社



理想のワークライフバランスを実現し、育休も取得

——実際のところ、理想のワークライフバランスは叶えられていますか?

おかげさまで、以前と比べて大幅に改善されています。平日・休日ともに、家族との時間を十分に取れるようになりました。また、9割のクライアントが法人のため、就業時間外や休日に連絡・対応が必要になることはほぼありません。

さらに、私は男性社員では初となる、育児休暇も取得させていただきました。以前から、「育休を取得したい」という希望を出していましたが、予定日より早く子どもが生まれたため、急遽前倒しで休暇を取らせてもらいまして……その節は、どうもありがとうございました。

——いえいえ、急なことであのときはかなりバタバタしていましたね(笑)

引き継ぎが完了していなかったので、しばらくは家事・育児の合間に残った仕事をしたり、クライアントと連絡を取ったりしていました。

このとき生まれたのは二人目の子どもだったのですが、実は一人目のときはスーパーの仕事が忙しくて、ほとんど育児に協力できなかったんです。今回、1ヶ月間の育休を取得させてもらえたことで、新生児のお世話がどんなに大変か、身を以て体験できました。

妻も私が育休を取得したことを非常に喜んでくれまして……。これも周囲の皆さんにサポートいただいたおかげです。本当にありがとうございました。


信頼関係の構築がやりがいに

——仕事のやりがいを感じるのは、どんなときですか?

世間には多くの不動産会社がありますが、クライアントから指名でご依頼をいただくときに最もやりがいを感じます。例えば、「情報サイトには掲載されていないが、あの物件が空いているようだから調べてもらえないか」といった依頼を受けると、信頼されていることを実感し、とてもうれしく感じています。

その際は、物件の登記情報を調べて電話でアプローチしたり、直接訪問したりと、できる限りの手を打っています。その結果、実際に成約に結びついたことがあり、クライアントに大変お喜びいただきました。

——指名でお仕事をいただけるのは、クライアントの信頼を勝ち得た証拠ですね。

さらに、実績が常に見える社内の環境も、モチベーションの維持に役立っています。自分の努力が給与面にもしっかり反映されていると感じるので、そこも大きなやりがいにつながっていますね。今は少し多めにいただいている実感があるので、きちんと還元できるよう、今後さらに努力を続けていきます(笑)


——今後の目標を教えてください。

直近では、宅地建物取引士の資格を取得することです。今年受験する予定で、まさに今テキストで勉強に励んでいます。ご存じの方も多いと思いますが、試験の合格率は決して高くはありません。ですが、なんとしてでも、ぜひ今年突破したいと思っています。



大倉では東京・埼玉・福岡支店の営業職を募集しています。少しでも興味のある方は、以下よりお問合せください。


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