社員アンケートで見えた、大倉で働く10の魅力
株式会社大倉 代表取締役の木村です。これまでのnoteでは、私自身や一部の社員から見た大倉の魅力・強みについてお伝えしてきました。ですが、「ほかの社員も同じように感じているかはわからない……!」ということで、社員21名を対象に「大倉に入社してよかった」と感じる点についてアンケートを実施しました。
今回は社員から寄せられたリアルな声を交えて、その結果をご紹介します。経営理念への共感や大倉ならではのあたたかな社風、仕事を通じた自己成長など、多岐にわたる声が寄せられました。
1, 経営理念や会社の方針が理解しやすく、共感できる
「わが社は、常に新しい社会に適応するビジネスを創造し、
顧客に喜ばれる仕事を通じて社会に貢献することを経営理念とする」
上記は創業者である私の祖父が定めたものです。大倉は創業から50年以上が経ちましたが、今でも時代に即していると感じています。毎日の朝礼で、社員は経営理念と5つの行動指針を唱和します。そのおかげもあって、社員一人一人の脳に、この価値観が染み付いているようです。
合わせて、大倉には「3give 1take」というスローガンが浸透しています。これは創業者の口癖で、「3つ与えたら1つくらいは戻ってくる」という意味なのですが、まさに「顧客に喜ばれる仕事を通じて社会に貢献する」という理念にぴったりの考えだと感じています。
当社が主軸とする事業用不動産のサブリース事業は、安定した収益を生み出してくれます。ですが、私は常々「この事業だけに頼っていては、いずれ会社は衰退してしまう」という危機感を抱いていました。そこで、経営理念にもある通り、社内の新規事業部では社員たちからアイディアを募り、積極的に新しいことにチャレンジしています。今も新たな取り組みとして、ドローン事業の開発を進めているところです。
2, 常に進化し続けている会社であること
私が社長に就任してから特に注力しているのが、社内のDX化です。まずはペーパーレス化を推進して、業務の効率化と社内の意思決定スピードを格段に向上させました。最近では社員から声が上がったことで、AIの業務活用に積極的に取り組んでいます。
また、大倉は不動産会社という枠にとらわれず、飲食事業やグランピング事業、エステ事業など、その時々の社会のニーズを捉えた新規事業を立ち上げてきました。なかには撤退した事業もありますが、私はそれも大切な経験だと考えています。
3, 多様な知識・スキルが身に付く
大倉では社員教育に力を入れており、外部講師による営業ノウハウやビジネス心理学が学べる講座を、無料で提供しています。社員の多くは不動産業界や営業職が未経験のため、営業マンとして必要なスキルやマインドセットを、基礎から学べる環境を整えました。
また、一般的な企業だと、自社と競合他社の商品に詳しくなれば、一人前に仕事ができるようになることも多いでしょう。しかし、当社の場合は少し異なります。多種多様な業界のクライアントに対してコンサルティング営業を行うため、業界が抱える課題や内情まで、深く理解する必要があるのです。結果として、社員は案件を重ねるごとに不動産の知識だけでなく、幅広い業界の知見が自然と身についていきます。
さらに、倉庫をお探しのクライアントの多くは、人材不足という課題も抱えています。大倉はグループ会社で人材紹介事業も手がけているため、そのようなニーズにも応えられるよう、社員には一定の知識が求められます。このように、一般的な不動産会社の営業マンとは異なる知識・経験を積めるのは、当社で働く醍醐味だと自負しています。
4, 業務を通して成長できる
私たちが手がける事業用不動産は、業界のなかでもニッチな領域です。そのため、前述した通り、ほぼ全員が未経験から仕事をスタートしています。専門的な不動産知識を深める、営業スキルを磨くのはもちろんですが、人間的な側面での成長を感じる社員も多いようです。
例えば、営業の第一線で活躍していた社員が、マネージャーとしての役割を担うようになり、「自分の価値観が大きく変わった」と話してくれたこともありました。社員一人一人が自分なりの成長を遂げていく姿を見守れることは、経営者として大きな喜びの一つになっています。
5, あたたかな社風・雰囲気
大倉が求める人物像は、「チームで協力できる人」と「人と関わるのが好きな人」です。こうした方を意識的に採用し続けてきた結果、今の温かな社風が自然と根付いてきたように思います。
また、サブリース事業はクライアントと長期的な信頼関係を築いていく仕事です。さらに、多くの不動産会社が成果報酬型の給与体系を採用しているなか、当社は固定給制を取り入れていることもあり、穏やかで誠実な人材が集まってきたのだと感じています。
ちなみに、社員のモチベーション向上を目的に、大倉では「MVP賞」という制度を設けています。月間・年間で特にがんばりを見せた社員を表彰するのですが、受賞者が決まると社員全員でお祝いをしているのです。こういった讃え合う文化も、当社らしさをよく表しています。
6, 質問・相談がしやすく、丁寧に教えてもらえる
大倉では、新入社員のサポートとして、状況に応じてメンターを配置しています。これは、社員が日々の業務で感じる不安などを、気兼ねなく相談できる先輩社員を付ける仕組みです。しかし、誰でもメンターになれるわけではありません。令和時代に則したマネジメント研修を受けた社員のみを、配置するようにしています。今後はさらに体制を整え、制度として確立させていきます。
7, メリハリのある職場環境
定期的に各拠点を訪問していると、ペットや家族の話で和やかに談笑する社員の姿をよく見かけます。ただ、これは休憩時間に限った話で、仕事中は全員が真剣な表情で業務に集中しています。
また、クライアントの9割が法人である当社は、不動産業界では珍しく、土日祝日がお休みです。プライベートの時間をしっかり確保でき、友人や家族と過ごす時間も大切にできることで、オンオフの切り替えができているのかもしれません。さらに、女性の産休はもちろんのこと、男女問わず育休の取得実績もあります。
8, 安定性の高い事業モデル
私は、事業用不動産のなかでも特に倉庫は、EC化が進む現代社会に欠かせないインフラだと考えています。物流の重要性は増す一方のため、私たちの事業は非常に社会的意義の大きい仕事です。実際、当社が運営している事業用不動産のポータルサイト「ロジコロ」には、毎月400件以上もの問い合わせが寄せられています。そのため、多くの不動産会社が行っているような飛び込み営業やテレアポは、一切必要としていません。
さらに、サブリース事業の魅力は、オーナー様に寄り添える点も挙げられます。例えば、「不動産を相続したばかりで右も左もわからない」というオーナー様には、管理やリーシングを全面的にサポートすることで、ご不安を解消できます。遠方にお住まいのオーナー様の場合は、現地の実務を私たちが担うことで、先祖代々の大切な不動産を守り、次の世代へと引き継ぐお手伝いができるのです。
9, 社内行事で人間関係を深められる
当社は東京・埼玉・福岡・仙台と、全国に4つの拠点を展開しています。離れた場所で働く社員も多いため、経営計画発表会など、実際に顔を合わせて交流できる機会を大切にしています。社員の誕生日会もそんな取り組みの一つで、毎回10人ほどが集まり、普段はあまり接点のない社員同士が和気あいあいとコミュニケーションを取る、貴重な場になっています。
また、2022年には新たな試みとして、全社でeスポーツ部を立ち上げました。これが予想以上に社内コミュニケーションを活性化してくれており、上司と部下が交流を深める、とても良いきっかけになっています。
10, 社員の人柄が良い
これまで大倉では、「チームで協力できる人」を一貫して重視し、採用を行ってきました。さらに、社員自身が周りの先輩のサポートを受けながら、少しずつ成長していった経験があるからこそ、「自分も同僚の力になりたい」という思いが自然と生まれているように思います。これは本当に素晴らしい循環で、経営者としてとても誇りに感じています。
今回のアンケートでは、「社員たちが何を評価し、何を大切に感じているのか」というリアルな声が集まりました。この結果を一つの通過点として、さらに社員の満足度を高められるよう、経営者として新たな取り組みを考え、実行していきたいと思います。社員一人一人が「ここで働いていて本当によかった」と心から思える会社を目指して、これからも努力を重ねていきます。
大倉では東京・埼玉・福岡支店の営業職を募集しています。少しでも興味のある方は、以下よりお問合せください。
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