何度泣くのか-『500ページの夢の束(Please Stand By)』
『ワンダー 君は太陽(Wonder)』は映画館で30秒の予告だけでも毎回泣いていた。原作を読んでいたから、ワンカット、ワンフレーズだけでもどのシーンか分かって、感情移入が半端なくて漢書が止められなくなっていた。
『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(Extremely Loud & Incredibly Close)』は泣いた覚えがないけど、大好きな映画だ。
開始20分、姉と喧嘩して癇癪を起こしてしまうシーンで、再生を止めないといけないくらい涙と鼻水が出てしまう。
売店でおばあさんに優しくされるシーンで優しさに泣いてしまう。
脚本が宙に舞うシーンで泣いてしまう。
歩きながら応募要項を空で言って座り込んでしまうシーンで泣いてしまう。
警察官にクリンゴン語で説得されるシーンで泣いてしまう。
最後の肩に頭を乗せるシーンで泣いてしまう。
感想になっていない。けど、見終わったらびっくりするくらい鼻水拭いたティッシュが広がっていた。