姿勢と椎間板圧力
挨拶
このマガジンは、能力ゼロ理学療法士が後輩指導をするために毎日勉強をしたものを少しづつ形にしていくものです。
椎間板にかかる圧力
前回までは、椎間板の構成と衝撃吸収能について記事を書きました。
骨や椎間板によって我々の脊柱が骨折せずに柔軟で剛性を高めることができるのは本当にすごいことです。
今回は、姿勢がどのように椎間板にストレスを与えるか?です。
理学療法士なら誰もが知っているあの図です
立位を100%としたときの姿勢による椎間板圧の変化です。
これは、基礎運動学にも書いて有ります。
立位よりも座位のほうが椎間板にかかる圧力が増加します。
また、前屈すると重心移動の影響で腰部に過剰にストレスがかかることもわかります。
このように前回までの記事で書いたように骨の支持性と椎間板の緩衝作用が、姿勢による圧力分散を行い結果として我々は姿勢を保持することができます。
この図は、椎間板が影響する疼痛がある患者様への姿勢指導に繋がると考えます。
…はて?
椎間板は神経が通っているのでしょうか?
椎間板が痛い?
次回は椎間板は痛みを感じるのか?を考えていけたらと思います。