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中国のOMO、おもろ~!!

マーケターレベル3のダーイシです。
お久しぶりです!!

娘の少し熱も下がり、夜に起きることが少なくなったので、
また投稿していきますね!!

中国の方の印象

本日は少し前に記事にした中国のOMOについて。
私は大学時代の親友が中国人だったこともあり、
日本にいながら中国人の生活に触れあう機会がありました。

印象として、

とにかく豪快!!!!

です。

豪快というのは、細かいことを考えることは少し苦手かな?
と思うことは度々ありましたが、行動力があり、やることがめちゃくちゃ豪快です。※個人的にはその豪快さはとても心地よかったですね。

そんな中国はOMOの世界が広がっています。
今日の記事は藤井保文さん著「アフターデジタル」に書かれている内容を基に書いています。

中国社会の変化のきっかけ

中国社会を大きく変えたものの1つは「モバイル決済」です。
日本でいえば、「paypay」に代表されるスマホでお支払い出来ちゃうあれです。

日本でのスマホ決済事業はケータイキャリアが中心となっていますね。
中国では2つの企業が牽引しています。※というかほぼこの2社で100%に近いかと思います。

その企業とは、アリババグループの「アイペイ」、テンセントの「ウィチャットペイ」です。
過去に調べたことがあるのですが、日本で代表的なモバイル決済「paypay」でもユーザー数は3,000万人程度ですが、この2社のユーザー数は合わせて20億いたと思います。

一桁ではなく、二桁違います。ホントに文字通り桁違いですよね💦
日本ではpaypayは急速に使える店舗数も増えていますが、それはあくまで国内の話です。

コロナで非常に国外旅行等は厳しくなりましたが、本来であれば
海外からの観光客にお店に来ていただくにはこの2社のモバイル決済が使えるようになっていることの方が圧倒的に有利です。
※オダギリジョーさんがCMをしていた外国人がお店に来て、
オダギリさん「うち、カード使えません。」
外国人のお客さん「じゃ、いいです~(店を出る)」
という状況は結構リアルなCMで面白かったですね。

どれくらい中国で浸透しているかというと、
著者の藤井さんはコーヒーショップで現金を使おうとしたら、
「おつりがないから待っててくれ」と言われ、隣のお店からおつりを借りてきていたという事例を書いていました。

それくらいモバイル決済が当たり前の世界になっています。

このモバイル決済の浸透により

あらゆる消費者の購買行動のデータが取得されるようになった

ということが重要です。

このデータが何に使われているのか、
それを書こうと思っていたら、既に書いてくださっている方がいらっしゃいました。

タナカアユミさんさすがっす!!
このジーマ・クレジット(芝麻信用)はアリペイの機能の一つです。
この機能は基本的に「支払い能力」を可視化したものです。
スコア幅は350点~950点でスコア精度は非常に高いものになっているようです。

この機能でスコアを上げることがどんなことにつながるか、
アリババ・グループやその提携企業が提供するサービスを利用する際に特典が受けられるようです。
※賃貸の敷金の割引なんかも特典としてあるようです。

また、驚くことに海外の渡航ビザの取得プロセスが短くなる、個人融資を受けやすくなる
などかなり社会的な信用度を表すスコアになっているということです。

ディストピアかユートピアか

私はこの状況が果たして本当に良いことなのかに少し迷ってしまいます。
データによる管理というのはある種、鎖に繋がっているような感覚を覚えるからです。

ただ、著者の藤井さんによると

実際に中国に住んでいて、管理されている、窮屈だと感じることは一切ない

そうです。

それは過去、生まれによってどんなに努力をしても農村部出身の人は
上海に出稼ぎに出ても家を借りにくかったり、仕事につきにくかったりという状況だったようですが、
このジーマ・クレジットによって努力をして高い点数が得られれば、スコアを担保に信用が付くようになり、選択肢が増えるようになっています。

もしかしたら中国の人たちからすると、日本人の生活の方が窮屈なのかもしれません。

まだまだ中国のOMOについて書いていきたいところですが、
今日はこの辺で。

これからもnoteで記事を書くにあたり、あまり自分に義務を課さずに、
マイペースに書いていきたいと思います。

それではまた、おやすみなさい!!🌛

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