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【報告】とりクラブ(11/23)

今年最後のとりクラブを11月23日に開催いたしました。初冠雪後の寒い中での活動でしたが、多くの方にご参加いただきました。ありがとうございます。簡単な報告をさせていただきます。活動写真は参加のMさん、Tさんからいただきました。

渡りの鳥たちに、留鳥たち、寒くなってもいろいろな鳥たちに出会えるのですが、クラブ活動当日は風が強く小雨降るコンディションだったため、残念ながらたくさんの鳥たちには出会えませんでした。

冷たい雨の参道

期待したカラの混群(※)にも出会えず‥。「こんな時もあるね‥」と、みなさん。でも、観察後のコーヒータイムでは、差し入れのスイーツを食べながら、みなさん楽しそうに鳥談義をされていました。鳥が好きな仲間と話をするだけでもきっと勉強になって、より鳥たちが好きになれるかもな‥と思いました。

※カラの混群とは、繁殖期が終わると複数の種が群れを形成し「混群」として行動を共にします。冬の時期により大きな群れを作るのですが、それは、小さな鳥たちの捕食者であるタカやモズを、より多くの目で見つけ一斉に警戒するためだといわれています。「カラの混群」には、シジュウカラやヤマガラ、コガラ、ヒガラなどのカラ類のほか、より小さいエナガやコゲラも混じっています。寿庵前の桜の木にはここ連日、これらの混群がやってきます。真っ先にエナガの鳴き声が聞こえ、そしてシジュウカラ、ゴジュウカラなどが次々にやってきて、大きな軍団として行動している姿を見ることができます。先日はそこに偶然、混じったであろうジョウビタキのオスメスの姿もありました。

枝の向こうにいるのはコガラ

先日出会えた鳥たち
エナガ、コゲラ、ゴジュウカラ、ジョウビタキ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ヤマガラ 

僧兵コースを歩くメンバー

冬季とりクラブの活動は、メンバーのグループLINE内で有志で開催してもらうようになります。寿庵としての活動は来年以降ですが、個人的な都合もあり、2025年の最初の活動はGW明けになると思われます。何卒よろしくお願いいたします。

さて、とりクラブののちの話ですが、仕事中にハギマシコの目撃情報を聞き、お客さんそっちのけで双眼鏡をもって観察へ!!!参道近くの草むらに30羽くらいのハギマシコがえさをついばんでいました。萌え~な鳴き声がかわいい!そしてちょうといいタイミングでハギマシコの写真をクラブメンバーのOさんからいただきました。

ハギマシコ

わずかにピンクがかってますね。実は同じ冬鳥にベニマシコがいます。こちらはピンク色の鳥です。ピンクの鳥だなんて!(写真はありませんけど)
そう、ベニマシコは冬に見たい涎垂もの鳥です。ハギマシコを以前、初めて見たときに、泥遊びして薄汚れたベニマシコを見た!!!と興奮したのですが、それはハギマシコの間違いでした。薄汚れた!なんて形容してごめんなさい!それから、ハギマシコの方がいとおしく感じるようになりました(笑)。これからの時期も楽しみたくさんですね。クラブ活動はしばらくお休みですが、ぜひ、大山に野鳥探しにお越しくださいね。

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