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地名と名称の混乱
暑いですね。またまた夏に逆戻り‥。大山のふもとの予報がまだ37℃だなんて‥地球はどうなっちゃうの?と毎日心配な寿庵オーナーです。
この連休前、海外のお客さんから宿に関することでメールが来ました。今じゃ、翻訳もサクッとできるので、お客さんも日本語に変換してから送ってくれる。お客さんは、寿庵に1泊が希望。そして次の日は、ふもとの旧ロイヤルホテル(現メルキュールホテル)に泊まると言います。
「うちで1泊した後に、メルキュールへ行きます。ホテルの無料送迎バスが、大山駐車場からホテルに連れて行ってくれます」
再度メールを送り、大山駐車場から??本当にホテルが送迎するの??と再確認。でも、やはり
「ホテルが送迎してくれる」とメールでの返事。
大山駐車場を英語にすると「DAISEN PARKING」です。実は、米子道の高速バスの下り場で「大山パーキング」という名称の場所があるのですが、そこのことじゃないのかな??と思い、ネットでホテルを検索し、シャトル運行情報を確認。やはりホテルの言う「大山駐車場」は寿庵近くの大山県営駐車場ではなく、大山パーキングのこと。
予約が入ったからといって、OK~って予約を受けると、あとでお互い困ることに、特に海外のお客さんはどうやってくるのかを確認し、確実にこれることがわかってから予約を受け付けるように心がけています。
何度かやり取りし、米子駅からのバスの時刻を送ってあげて、確実に自分たちで来れるとわかったので、予約を受け付けました。もちろん、万が一はサポートしますが、送迎を安易に「する」と約束はできません。
そしてちょっと前にこんな勘違いもありました。これは日本人のお客さんなのですが‥
「伯耆大山駅」「大山口駅」
これはいずれも山陰本線の駅名です。大山と名のつく駅なので、ここで下車すればいいのかな??という方が時々います。大山口駅に下りた際は、本数が少ないながらも大山寺行のバスがあります。
そして、今回、トラブったのは「伯耆大山駅」です。厄介なことに、「伯耆大山北口」という名のバス停があり、そこを経由するバスの中に大山寺までやってくるので、そのお客さんは伯耆大山駅で下車、駅の北口でバスを待っていた‥ということです。
実は、伯耆大山駅には北口はありません。伯備線と山陰本線の接続の場所なので、それなりに人の往来はあり無人駅ではありませんが、出口は一か所、「南」に面しています。お客さんはそこでバスをずっと待っていたようですが、時間になっても到着しません。
だって、
伯耆大山北口のバス停は、駅の線路挟んで「北側」にあり、まったくもって連動していません。せめて「伯耆大山北側」とか言う名称にしてくれたらいいのに。およそ10分くらい歩けばたどり着けるのだけど、なんで「北口」ってついてるのか??謎でしかありません。
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待てども暮らせどもバスが来ない、いよいよおかしいと思い慌ててスマホでバス停の位置を確認したようです。まぁ、次のバスまで数時間‥。ということでタクシーを拾って到着です。
「勉強代高くつきました~~」
いやいや、宿泊代金より高くなってしまい、私が申し訳ない気持ちになりました。
万が一、伯耆大山駅から大山へのバスに乗るなら、伯耆大山北口バス停の一つ米子駅寄りに「浦津入口」がありますが、そっちの方がむしろ伯耆大山駅に歩くと近い‥ので、そちらをご利用くださいね~。
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実際、ネットでは「伯耆大山駅からバスで大山寺」というものがヒットします。山の情報のサイトにアクセスすると大山までの行き方としてどうどうと掲載されてますので、要注意。神奈川の「大山」と間違えないように「伯耆大山」とわざわざ「伯耆(ほうき)」を付けて大山を紹介されることが多いので、調べる際に、そこがヒットするのかもしれませんね。
出来る限りお客さんには案内するのですが、お客さんの宿に来る前の行動すべては把握しきれません。不明なことがあれば気兼ねなく相談くださいね~!
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