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これから先のこと。
ここ最近、これから先のことをどうするか??という話をする機会がありました。改めて、私はどうしたいのか??
とりあえず、今はまだ目先のことが忙しく、2日先くらいまでしか見通しが立ってないのだけど、それでも、時々、10年先とか、20年先とか、もちろん、来年のことに思いめぐらす。
そう、♪あれから10年も~♬これから10年も~♪ 「10Years」by渡辺美里
ほんと、どうしてるんでしょうね?もちろん、私のことなので、楽しいことを常に選択し続けている‥ということは、絶対的なのですが、とはいえ、どうしてるんでしょうね?
昨日、これから就職する‥という今現在大学院だというお客さんが来てくれました。学生から社会人という区切りは、私もとても緊張した記憶がありますが、でも、これから始まることにわくわくしたのも覚えています。実際は、慣れないノルマのある営業仕事に、つらい日々だったのですが、でも、「あきらめずにコツコツやれば成果がでる」ことがわかりました。あの経験は無駄ではなく、今の自分の糧になっていると思います。
仕事を辞めて、山小屋で働いた日々も、当時は思い出作りくらいに思ってたのだけど、その時に「不便な中でも、工夫して生み出す」ことは、とても役立つ教えだったなぁ‥。あと、行った先で、仕事をついでにする‥みたいなことも教えてもらいました。つまり手ぶらで帰るな的なこと。
大山の旅館での日々は、大山に来る「お客さんを知る」うえではすごく今に結び付く。大山の宿の立ち位置、何のために、ここに宿が存在し、何を求められているのか‥。
旅をした経験は、「お客の求めるもの」を実体験から知ることができた。あと、いろんな宿に泊まって、自分なりの居心地の良さってものがわかった気がします。
そして、今、とてもラッキーだと思うのは、「英語が少しできる」という部分。留学当時は、あくまでも自分の趣味をもっと楽しみたいから、英語をとことん勉強しようと思っただけ。ただ単に、不自由なく好きなところへ行けるツールとして、英語を学びました。みんながクライミングするのに、ロープワークを習得するのとまったく一緒。趣味のため。今の時代であれば、私は勉強しなかったと思う。だって、ドラえもんのポケットから出てくるようなスマホという道具を駆使して、いくらでも会話が成り立つ。でも、当時はまだそうはいかなかった、それに、画面を見ながらではなく、相手の表情を見ながら会話をできることはやはり楽しい。本当のコミュニケーションは、フェイスTOフェイスって思うので、これは、過去の自分に、でかした!!と言ってやりたいことですね。
「せっかく英語勉強したのに‥」
英語を習得したけど、結局で旅館でバイト。英語を使う会社に就職すると思ってた祖母は落胆してたなぁ。でも、今では、最も英語を使う可能性のある職業が宿!時代は変わった(笑)。いや?時代が私に追いついた!?
今ではすべての経験が余すとこなくフルに活用されている。かつて遊びと趣味だったことや仕事の経験が、自分の生活を支えている。
じゃあ、これから先は??
とりあえず、当面の目標は今の仕事を10年(2024年)やりきる。それにつきますね。その先は、当然、気持ちとしては宿を継続したいのだけど、先のことはよくわからない。
選択肢は100個でも、200個でもある。朝、お米を食べるのか?パンを食べるのか?今日はどの部屋をお客さんに提供するのか?明日はどうするのか??選択肢はたくさんあって常に自分の好みとやりたい方をやっていく。お客さんのニーズに合わせ、時代の流れに少しは乗りつつ、日々その都度目の前に現れる選択肢を選びながら、数えきれないほどの自分の未来を選ぶ。どれを選んでもそれは常に最善の選択、自分の思うことを選んでいった先が、今から楽しみでしょうがない。
10年先に、今を振り返ると、今やってることがまた活かされてるなぁ~って思うんでしょうね。もちろん、常にいいことだけではなく、ネガティブなことだってあるだろうけど、でも、乗り越えれば、それもまた自分の人生の糧と言い切ってるはずですね。
さて、今日はこれからのチェックインのお客さんに全力尽くすことが、今すべき未来のことですね。
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