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【登山】船上山~勝田ヶ山~甲ヶ山~矢筈ヶ山~大休峠~川床・通称「琴浦アルプス」をあるく。【前編】

日本列島激アツですけど、皆さん、いかがお過ごしでしょうか?寿庵オーナーです。暑いけど、山も行きたい。このコロナ禍のどさくさに紛れ、プライベートがやたらと充実中(仕事ない=無職=時間ありあまる=遊べる=でも金がない=近場で登山)です。

ということで、こんな暑い日にわざわざ山なんて・・と思ったけど、行ってまいりました。念願の琴浦アルプス縦走です。

まずは起点となる船上山(せんじょうざん)については下記をクリック!後醍醐天皇の話など歴史的背景も面白い山ですね。

そして琴浦アルプスと言ってもピンとこない方のために地図を添付!

まず、宿から車で移動。30分の距離に今回の出発地点の船上山へ向かいます。登り口がたくさんあるのですが、東坂をチョイス。車を停めて7時前にスタートです。すでに、朝の7時で26℃くらいあり、無風。もう暑い!

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朝日を浴びるオミナエシ。暑いんだけど、山の装いは秋、ハギの花にリンドウ。でも気温は真夏。

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今回の私の登山に付き合ってくれたのは、無謀なトライに「いいっすよ~」の一言で来てくれるYくん。以前は、海抜0から山頂までいくという馬鹿げた試みに付き合ってくれました。懐かしいその記録は昔のブログに記載。ぜひみてね!

さて、噂通りの笹薮漕ぎ。基本、藪漕ぎ得意なわたしにとって、このヤブはまだまだ許容範囲。ただ、今回は無風なうえに暑く、しかもブトとアブにご同行いただき。うっとおしいったらありゃしない!

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東坂から歩き、30分くらいで山頂に。とってもきれいな休憩舎があるので、こちらでトイレを借りる。そして神社まで15分程度で到着です。船上山は滝も3本あるんで、そっちのコースもおススメ。またそちらは別の機会にご案内。

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船上神社の裏にルートがあるんで、ここで安全登山を祈願してお祈り。で、虫よけスプレーをがんがんにかけて、ネットをかぶり、いざ出陣!

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縦走、縦断、横断・・・旅人のアドレナリンの出る響き。

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前を行くYくんの姿も見えないレベルの笹薮。背の低い私にはこの笹は覆いかぶさるレベル。暑さ、ブト、アブ、藪。でも、ナツエビネにもあえてご機嫌の私。さて、大した撮影スポットもなく、勝田ヶ山(かつたがせん)の山頂に9時前に到着。

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比較的、登りに強い私だけど、勝田ヶ山までの登りですでに足が上がらない・・暑さなのか?普段飲まない水もこまめに摂取。休憩せずに淡々と歩く方だけど、30分ごとに足をとめ休憩しました。先を行くYくんは、私より一回り以上若いんで、どんどんいってしまう。ソーシャルなんとか以前に、ソロ山行のようでした。

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勝田ヶ山すぎてようやく展望がきく!かっちょいい大山主峰が目の前にどっど~ん!展望はいいけど、登山道は相変わらず、ブッシュブッシュ!手がすり傷だらけになるくらい、草をかき分けました。

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もちろんずっと藪漕ぎではなく。細いながらもかき分けずに済む部分もあるんで、藪漕ぎに関してはあまり苦痛にはならず(基本得意なんで)。時々、涼しい風が吹き、生き返る。ただ、今回持参したウチワ(手動型)のスペックがハイレベルすぎて手放せませんでしたね。山行中は大活躍。デナリ単独登頂の経験を持つ、Yくんですら、手動ウチワの機動力に驚愕!やっぱ道具はアナログだね(意味不明の持論)。

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さて、道が狭くなったり広くなったりを繰り返しながらも着実に上っていく。

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甲ヶ山(かぶとがせん)の手前。ゴジラの背と言われるハイライト部分はこの上!もう少し頑張らねば~!(すでに足が上がらずに、牛歩戦術中)

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ようやく今日のメインディッシュの岩稜帯に到着です。念願のゴジラ・・あいたかった~!ここはまだ甲ヶ山の山頂ではないけど、ここでおやつタイム!ジャスト10時!

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今回おやつ担当の私は、冷凍ゼリーを4つも用意。まだまだ冷え冷えのゼリーを楽しむ。フルーツたっぷり!身体が程よく冷えて気持ちいい。水は合計4L近くを持参。塩気、甘気とおやつに行動食のバランスも考える。

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暑さで空気が霞む。1300m級の琴浦アルプス。ふもとの町が37℃予報(修正:38℃)だったので、さすがに1300mでも28℃はあったはず。しかも直射日光と、岩からの輻射熱。とにかく暑い!でも、湿度はなく、乾いた風だったので、まぁ、気持ちよかったですね。さて、ゴジラの背で考える・・目的地はユートピア経由の大縦走。ただこの暑さで、いつも上りに強い私の足が動かない・・。

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あの赤丸のユートピア小屋までいけるのか??すでに、ゴジラの背で1時間も滞在(すでに行く気なし)。時間的にも厳しいので、今回は諦めることに、ユートピアはやめるわ!と伝えるとYくんもテンションが上がる!さすがに暑く、行きたくなかったらしい(が、怖くて私に言えなかった可能性大!)・・。

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名残惜しいけど、ゴジラを振り返りながら、離れる。で、実はまだ到着してなかった甲ヶ山山頂へ向かう。

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山頂で待つY君。そして先に見える三角は小矢筈(こやはず)。その向こうは矢筈ヶ山(やはずがせん)、そして霞む、烏ヶ山(からすがせん)。

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とうちょ~う!時間はすでに11時。予定時刻は過ぎてるけど、歩くスピードはコースタイム通り(より少し遅い)。かつて若かりし頃、船上から川床まで休憩含め5時間くらいだった・・。が、今回は8時間・・歳をとりすぎた・・。

ぶつくさぼやきながらも無事甲ヶ山まで到着。後半戦は次のNOTEにて・・・。


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