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家の作りやうは、夏をむねとすべし。
吉田兼好の徒然草の一節に
家の作りやうは、夏をむねとすべし。
そんな一文があります。日本の家屋は夏涼しく作る方がいいよって意味ですね。昔っからそんなことをいうくらい暑かったのだろうか??いやいや、30℃もいかないくらいだっただろうけど、でも、暑かったのでしょうね。
寿庵もそこそこ涼しく保ってますが、さすがに古民家は最強。米子が38℃という気温で、さすがの大山も30℃をやや超えた日のことですが、ちょっと気分転換に近くのお寺カフェ「田舎家」さんへ行ってきました。
田舎家さんは、古民家で100年以上の宿坊。屋根は昔ながらのわらぶき(※)です。※わらぶきの上にトタンがかぶせてあります。
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建物に入った途端に涼しい‥。オーナーが気を使って、扇風機を回してくれるのですが、その風が冷たくって、扇風機ナシをお願いしたくらいです。だって、こちらがお目当てでしたから‥。
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メロンソーダが飲みたくって、急いで部屋掃除を行いました~~。何と!テイクアウトもできるんだって~~。登山帰りにいかがでしょうか??
ちなみに館内は窓も閉めてある状態で、24℃とのこと。そりゃ涼しいわ。やっぱり日本の家屋は夏向きに作らないといけないのかもしれませんね~~。
そういや、実家も以前は、夏は畳の上に籐を敷いて、建具も夏の仕様に変えていた。掛け軸は夏の物に替える、そんな風流な暮らしを祖父母の時代までしていたけど、今はそんなことない。目から入る演出も、風鈴の音も涼しさを演出しますね。
日が西に傾き、ちょうど館内が程よく暑くなったタイミングの15時にお客さんがチェックイン!この時間が一番暑いのよ‥でも、これを乗り切れば、なんとか寝るころには気持ち涼しくなるので、みなさんもうしばらくお待ちくださいね‥。
あ、吉田兼好がこの時代に生きていたのであれば、徒然草にこう記述するはず、
夏は、沢へ入ることをよしとすべし。
とかね‥。
ということで、寿庵の週末ツアーは沢三昧です。ぜひぜひ沢にお出かけくださいね~~。
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