お天気もキノコも読めない・・・。

台風一過・・・そんな言葉もありますが、ここ最近、台風明けでもすっきりしない空模様が続く大山です。先日の台風１４号は、山陰地方はかすめもしない予報だったのに、大山だけは風雨に・・。台風も遠隔操作をするのか？と思うくらい、遠い割には荒れた大山でした。そして、通過後、晴れの国、山陽は青空、そして四国の山も晴れたようですが、大山は雨。しかも、天気予報はすべて晴れマークを付けてくれてたのに、全然ダメダメでした。

毎日毎日お天気を見ているのですが、未だ、わからない。昔の人が肌で感じていたであろう、お天気のこと。鈍感なのか何なのか・・空気のにおいを感じ取って、予報をみなくとも、今日は晴れる！とか、雨が降る！くらいわからないものかね？？？（だた空をぼーっと見てるだけなんで、それでは、感じ取れないでしょうね～）

さて、お天気もそうですが、キノコも読めない！！今年は、早いだの遅いだの、豊作だの不作だの・・。色々噂レベルで飛び交うけど、本当にわからない。豊作だった・・と言うものもいれば、不作という者もいる。同じ大山でもかなり違う気がしました。私もキノコはよくわからない、狙って山に入るわけでもないもんで（いや？狙ってる？？）、いつの時期に何がある・・みたいなデータを持ってない。何となく、生えてくる順番があって、このキノコが出てくるとそろそろ雪かなぁ・・なんて思ったりもするけど、でも、やっぱりよくわからない。

先日ツキヨタケの話題をしたけど、やっぱり今年は遅いみたい。今日の散策で見つけたもの・・。

う～ん、おいしそう！！でも、毒キノコ。

見上げると上までびっちり！まぁ、これが食べれるキノコならもうこの姿を見ることはないでしょうね・・。

道路沿いからも見える怪しげなもの・・これは、マスタケ。

香り豊かなブナハリタケ。

ちょうどあちこち歩いて写真を撮っていたら、長靴姿の男性にあう。「毎年この辺り、マイタケあったんだけどね・・今年は出てないね～。それに、ナラ枯れで伐採されちゃってるし、この木にも長年お世話になったんだけどね～」と伐採されたのち、ビニールで巻かれ、虫の駆除をされたかつて巨木であっただろうミズナラの切り株を見つめる。

先日、山の奥に入った時に、ほとんどすべてのミズナラの木にカシナガキクイムシの侵入した穴を発見。もし、ナラ枯れの木には自然界ではキノコは発生しない・・となれば、それはそれで、一つの恵みが消えるのも近いのかもしれないよなぁ～。

季節の移り変わりに、お天気のこと、昔はこうだったのに・・みたいなものが徐々に変化していっている。でも、それが、そのうち当たり前になって・・昔はマイタケが生えたし、台風明けは快晴になってたんだけど・・今は、そんなことないよね。という会話になるのかもしれませんね。

今週末は寿庵のキノコ観察会！２日間びっちりキノコを調べまくります！あと２～３名の空がありますので、興味ある方は是非、ご連絡くださいね！

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