大山の鳥たち・青い鳥のオオルリ
今回は、大山を代表する夏鳥、オオルリです。
漢字で「大瑠璃」と書かれるとおり、オスは美しい青色をしています。詳しくは、背中が青色、腹部は脇辺りが黒色、下側は白色です。オスメスで色が異なり、メスは地味なオリーブ褐色です。
英名は「Blue-and-white Flycatcher」。青と白、そのまんまですね(笑)
Flycatcherは、枝先から飛び立って空中で餌(昆虫)を捕まえる姿からきているのでしょう。
オオルリの美しい青色ですが、なんと羽根自体が真っ青という訳ではなく、
じつは構造色という仕組みで青く見えているそうなんです(もう少し詳しく言うと、羽全体がすべて青色ではなく,羽枝は青い色,小羽枝は黒色)。
羽根の凹凸により光が色々反射して、青く見えるんだそうです。
※もっと知りたい方はこちら
面白いですね~~~
オオルリ、コマドリ、ウグイスは鳴き声の美しさから「日本三鳴鳥(さんめいちょう)」と呼ばれています。ピーリーリー、ピールリピールリーなどと美しくさえずった後、最後にジジッとかジェッジェッと鳴きます。
NPO法人 バードリサーチさんの鳴き声図鑑のURLを載せます。百聞は一見に如かず。ならぬ、百聴は一聴に如かず。一度聞いてみてください!
※3種類アップされてますが「さえずり」を聴いてみてください。
オオルリのオスは、木のてっぺんなど、目立ったところでさえずります。なわばりのなかに「ソングポスト」をいくつか作り、「ここは我々のなわばりだぞ」と宣言するのです。
今の時期は、キビタキや他の鳥たちと同じく、子供たちが巣立ったところ。巣だったばかりの幼鳥&まだ若い若鳥は、オスもほぼメスと同じ体色ですが、背側がオス成鳥と似て青味を帯びています。
今回の#大山の鳥たちの記事は、とりクラブのガイドUちゃんが担当してくれました。大山ゲストハウス寿庵では、毎月1回、鳥の観察会を開催しています。寿庵とりクラブと命名し、クラブ活動のように楽しく参加できる会にしています。NOTEでも、時々、開催の募集記事や、クラブ活動の様子を掲載しております。#とりクラブでぜひ検索してみてくださいね。
さてそのとりクラブの活動日は・・・
8月のとりクラブは
8月8日(土)と8月23日(日)です。いずれも8:00~です。
番外編として23日(日)の7:00から1時間程度「大山の野鳥のささやき」を開催します。こちらは双眼鏡を持たずに、聞こえてくる鳥の声に耳を傾けながら朝の森をあるきます。
9月のとりクラブは
9月19日(土)です。8:00~の予定ですので、またぜひとも
お出かけくださいね~。
合言葉はマスク、3蜜、鳥との濃厚接触!です!