最善策は何なのか・・。
休業宣言から今日で5日目です。休業してるんですけど、心配したお客さんが連日訪ねてきます。心配・・というより、いつものみんなのルーティーン。大山に登る、寿庵へ寄る、コーヒー飲んで、山の話、そして解散。そう、いつもと変わらぬ光景です。宿泊じゃないぶん、滞在時間は短い。やはり、近隣の常連さんだけがやってきます。非常事態宣言の出ているエリアのお客さんは、やはり自粛されているようで、顔を見なくなり、寂しい気持ちがあります。でも、みんなの為でもあります。大山は全然変わりません。子供みたいに成長するわけじゃないし、どっか出かけるわけでもない。GPS探査機なんてつけなくっても、必ずここにいて、みんなの帰りを待っているんで、しばしの辛抱です。
今日はふもとへ大事な用事・・とその前に、なかなか行けずにいた大山町のパン屋さん「よしぱん」さんへ行ってきました。スタッフのOさんはそれこそ開業時からのご縁。いつも顔を合わせているわけではないのですが、年賀状や絵葉書などこまめにいただいております。そうそう、古道歩きの話、旦那さんとしてたなぁ。それこそ、こんな時に企画を勧めたい!また声かけますね~(と内輪ネタ)。お客さんからよく差し入れでいただくよしぱんのおいしいパン!
眺めてニタニタ、明日はどれ食べようかな?(すでに2つは撮影前に消費)
よしぱんさんも同じように営業について悩み、葛藤。揺れ動く気持ちをつづっておられ、どうすべきかじっくり考え、そして決断。みんな一緒だなぁ。ゲストハウスの仲間も、カフェも、どこもかしこも。みんなこんなにいろんなことを考え、悩み、苦しみ、そして決断をする。いつもは、もっともっと前向きに、どうしてみんなを楽しませようか、どうやって喜んでもらおうかって、楽しく悩んでる。私は休業という形を今回選んだけど、営業を続けるところもたくさん。どっちが正義で、どっちが悪ではない。正義の反対は、悪ではなく、また別の正義。どの決断も正義って思います。自営してるんで痛いほどわかる。自粛しないといけない、でも、できない。できないけど、苦しんでる。だから、営業している店があっても、責めないでほしい。きっと彼らが一番苦しいはずだから。