♪花魁ボサノヴァ : 曲生成プロセスの紹介
ちょっと昭和な艶っぽい曲を生成しました。
歌詞はほぼChat GPTが出したまま。
このnoteは、ビジュアルから曲をつくる
生成AI曲生成プロセスのHow to です。
使用した生成AIは以下になります。
ビジュアル : Midjourney
歌詞 : Chat GPT4o
曲 : Suno AI
ビジュアルから曲をつくる
まずはMidjournyでイメージを作成します。
和服を着た女性がギターを弾いているイラストを作成してみたいと思います。
promptは、
“エレキギターを演奏する着物姿の女性のイラスト”
これくらいシンプルが良いです。加えて、”浮世絵スタイル”としてみましょう。
Prompt :
Illustration of a woman in a traditional Japanese kimono playing an electric guitar. Ukiyoe style --ar 2:1
どれも悪くないですが、アレンジします。
ヘッドホン🎧着けてみます。
“wearing music headphones,”と付け加えました
Prompt :
Illustration of a woman in a traditional Japanese kimono playing an electric guitar. wearing music headphones, Ukiyoe style --ar 2:1
背景なども指定すれば、より望みの絵が得られます。
今回は色味ですね。色の指示はかなり効くのです。
promptに、“vivid yellow tones” を加えてみます。
Prompt :
Illustration of a woman in a traditional Japanese kimono playing an electric guitar. wearing music headphones, Ukiyoe style, vivid yellow tones --ar 2:1
Prompt :
Illustration of a woman in a traditional Japanese kimono playing an electric guitar. wearing music headphones, Ukiyoe style, vivid pink tones --ar 2:1
実は、このビジュアルは日本語ラップアルバムのカバーイメージが欲しくて生成していました。
このピンクxアコースティックギターのビジュアルから
ボサノヴァが聞こえてきたので…💡
Chat GPTに問いかけ
このビジュアルをChat GPTに以下の一言promptを付け加えて投げかけます
おぉ♪
まぁまぁですが、もう一押し。
Prompt
色気のあるメタファーを多用してください
Suno AIで曲生成
まずはこの歌詞のまま、Suno AIで曲にします。
ジャンルはシンプルに”Bossa-nova”としました。
出来上がった曲がコチラ
一発目で良いのが出ましたが…
"紅"を何と読んだ?!惜しい。
何度も生成を試す
ちょっと可愛すぎるかな、。
まだ若い…
悪くないか…
昭和ぽくなった?
でも最初の生成曲に戻ることにする。
曲生成リカバリー方法
歌詞間違いのところからExtendを試みます。
SunoはVer.3.5になって4分の曲生成ができるようになりました。大抵の曲は一発で最後まで生成できます。
しかし、今まで通り延長して生成もできます。
今回のように、途中まで良いのにな〜、。という時は
この延長(Extend)機能でリカバリーできることがあります。
延長の際に、下の方に”Extend from”があるので、今回は(Verse 2)が始まる直前の時間を指定します。
さらに、Ver.3.5は賢くなっていて、歌詞は変えずそのままで大丈夫です。どこまで進んでいるか、ある程度判断しているようです。
ちなみに、Extend生成はMax2分なので、これまた尻切れトンボで終わるかと思います。
その時は、再び”Extend”
この時、歌詞は(End)のみにすること。
そして、Ver.3.0などに落とすことで、素直に曲を終わらせてくれる確率が高まります。
※Ver.3.5だと頑張って長々と生成しがち。
最後に、メニューから”Get Whole Song”を選べば、自動的に繋げてくれます。
歌詞は少しだけ直しながら生成しています。
最終的にコチラ
最後にもう一つコツ
曲のカバーイメージも自動生成されますが、これも入れ替えが可能になっています。
タイトルも後から変えられます。
自分で作ったイメージにも差し替えられます。
もう一つ、ついでに!
日本語歌詞など、読み間違えないように"かな"で入力した時など、これも後で歌詞表示を修正できます。
イメージから曲をつくるプロセス。
生成したビジュアルではなくても、写真から歌詞や曲の設定を生成することも可能です。
将来的にはドライブ中などにリアルタイムで、状況に合った曲が生成されるようにも出来そうですね。
以上です!
またね。