AI x クリエイティブ ちょっと振り返り
そろそろ生成AIとの付き合いも丸一年となり、かなり様子がわかってきました。この先、世の中が大きくシフトする予感はあるものの、まだまだ日常は日常のままですよね。
画像生成AIは、自分の生業にダイレクトで、あまりにもインパクトがあったけれども、世の中的には大海の一滴のように静かなものだし、同業の中でも浸透率は高いとはとても言えない。
Chat GPTは対話というインターフェースで、言葉が話せれば誰でもAIを扱える状況を生んでいます。しかし、それも触ってみたことがある人は、全体の15〜20%程度というのが実情のようです。
更に、AIのポテンシャルを引き出せているのは、使っている人の中の数パーセントでしょう。テクノロジーの進化スピードがいくら速くても、一人ひとりに浸透するには、それなりに時間がかかります。
まだまだこれからですね。しかし、我々の生活がこの先どれくらい変わるのかは想像できません。
2023を振り返って
年末なので、自分の1年間を振り返ってみていますが、これくらいはできるかな?という見積もりが、だいたい低めに計算していました。つまり、想定以上のアウトプットが出せている。という、過去には無い状況です。
例年では、計画したことを何とかギリギリ達成!か、To Do Listを多めに書きすぎた、。になりがちですが、今年は120%どころか、200%くらいのリーチです。想像していなかったことがいくつも起きています。
趣味のBBQも、目標の上級インストラクターに合格したことに加えて、スペアリブ大会でチャンピオンになるという。
AIを活用したクリエイティブの型も、AIxBBQで見つけることができたのは大きかったです。
これは、社内外の誰にでも見せることができますし、さらに美味しい場づくりまでできてしまうという。
一石二鳥どころか、三鳥、四鳥…渡り鳥の群れになって海を渡りそうな勢いです。いや、実際リーチしていたりします。
仕事への応用も進んでいて、具体例がもう少ししないと見せることができないものの、何が一番インパクトがあったかと言うと、今までアイデアだけでなかなかその価値を伝えることが大変だったものが、実例をいくつも見せることができるようになったこと。
プログラミングができなくても、言葉で最初の一歩は踏み出せるようになり、ある程度動くプロトタイプも自前で作れるようになったこと。
誰かの助けを借りなくてもアウトプットできることが増え、誰かの合意を貰わなくても、自分のアイデアを形にできてしまう、夢のような状況です。
アイデアの発散もAIとできるし、なかなか言語化できなかったことも、人類の知恵のぬか床から言葉を紡ぎ出してこれるようになったのですから。。
例を挙げれば枚挙に暇が無いのです。
AIを使うと考えなくなる
一方で、大学生がレポートに生成AIを使うのではないか? 子どもたちが宿題の答えをAIに出させるようになるのではないか?
心配の声も上がっています。
光と陰は必ず生まれますので、仰る通り考えない事例も残念ですが増えるのでしょう。
この場合の主張は
今まで"考えていた"けど、AIが答えをだしてくれるので、"考える"必要が無くなる。ということですかね。
では、宿題やレポートは、本当に考えるためのものだったのか?
考えるって何だ?
何のために考えるのか?
考える力をつけるために何をすべきか?
一旦立ち止まって考える良い機会なんだと思います。
ちなみに、ボクは
① ハラワタで考える
② 手で身体で考える
③ アタマで考える
この順番です
③は間違いなくAIに助けられてますね。