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姫路を1日で楽しむ!姫路城&名物グルメを巡る満足ひとり旅

姫路といえば、やっぱりユネスコ世界文化遺産の姫路城!白鷺城とも呼ばれるその美しい姿は、まさに圧巻です。歴史ある城下町としての風情も色濃く残り、市内には古い寺社や史跡が点在。しかも、姫路駅からお城までは歩いて行ける距離だから、観光の「見る・食べる・買う」がぎゅっと詰まった、コンパクトで巡りやすい街なんです。

そんな姫路に、ついに行ってきました!…が、実は私、観光の中でも「食べる」と「買う」があまり得意じゃないんですよね…。果たして、どんな旅になるのか—!?ドキドキの姫路旅、スタートです!

姫路駅から姫路城を望む

姫路駅から姫路城へは、一直線の道を進むだけ。駅前には写真撮影にぴったりなフォトスポットがあります。

姫路駅前のオブジェで観光客が写真を撮ってます

このオブジェクト越しに姫路城を眺めることができますが、写真ではその魅力が伝わりにくいかもしれません。特に海外からの観光客が多く、ここで記念撮影を楽しんでいます。

オブジェクトを過ぎて進むと、姫路城がさらにはっきりと姿を現し、気分が一気に高まります。姫路駅から姫路城へと続く道は「大手前通り」と呼ばれ、その両側には飲食店や土産物店が立ち並び、観光気分を盛り上げてくれます。

姫路駅から姫路城が見える

姫路城へ向かう途中、すぐには食べ歩きをせず、まずはお店をひと通り見て回ることにしました。その後、少しだけ楽しもうと思ったからです。

たくさん食べられるわけではないですからね。そうそう、道中で見つけたマンホールの蓋には姫路城のデザインが!白いマンホールは、お城の美しさを生かした特別なデザインで、とても印象的でした。

白いマンホールの姫路城

世界文化遺産の「姫路城」へ

この日は、彦根城を訪れたあと、姫路城へ向かいました。彦根城も国宝ですが、姫路城は世界文化遺産に登録されており、天守閣も国宝に指定されています。

さらに、姫路城は日本の文化財保護法だけでなく、世界遺産条約に基づいて国際的にも保護されている、特別な存在です。

姫路城の入り口だが城まで遠い

姫路駅から歩いて姫路城に到着しました。入り口に立つと、遠くにそびえる天守閣が見え、その壮大さが伝わってきます。ここからでも、姫路城の大きさがよく分かります。

入り口の標識と奥にそびえる天守閣の対比が、敷地の広さを物語っています。さて、この先どれくらい歩くのでしょうか。

天守閣が徐々に近づく。

姫路城内を歩いていくと、天守閣がどんどん大きく見えてきます。敷地は公園になっていますが、訪れているのはほとんど観光客のようです。

ほかの城と比べても、海外からの観光客が多く、インバウンド観光客の人気の高さがうかがえます。

真っ白な姫路城

姫路城の白く優雅な姿は、まさに「白鷺城」という名にふさわしい美しさです。白鷺(しらさぎ)が羽を広げたように見えることから、この名前が付けられたそうです。

大天守と小天守がつながる複合式天守の造りに、白い外観の美しいバランスが加わり、まさに圧巻の歴史的建造物です。

姫路城の天守閣は広かった

姫路城公園を抜け、ついに天守閣までたどり着きました。間近で見る天守閣は圧巻で、その美しさに感動しました。

とにかく広くてびっくりした。天守閣のスケールが他とは違う

姫路城の天守閣は、戦災や自然災害を免れ、当時の建築様式がそのまま残っています。他の城にも共通する点ですが、姫路城で特に驚いたのは天守閣の大きさ。中に入ると、その広さに圧倒されました。

そのスケールの大きさが、建物の壮大さと荘厳さを際立たせ、迫力満点の空間を生み出しています。

とにかく壮大です

少し高いところから見ると、その広さがよく分かります。天守閣なのに、こんなに広い城は初めてかもしれません。

観光地として有名な姫路城ですが、実際に訪れて、その魅力を実感しました。お城巡りをするなら、姫路城は絶対に外せません。

最上階から見る姫路市内

天守閣の最上階まで登ると、姫路城の全景が一望できます。大手前通りがよく見え、広い敷地を抜けてここまで来たことを実感します。

天守閣内は観光客でにぎわっており、活気があります。ただし、階段がとても急なので、上り下りの際は気をつけてください。

天守閣だけでなく西の丸も良い

姫路城の天守閣を見た後、西の丸へ向かいました。ここには「百間廊下」と呼ばれる長い廊下があり、かつて姫に仕えていた侍女(じじょ)たちが暮らしていた場所です。その雰囲気がとても印象的でした。

廊下は驚くほど長く、どこまでも続いているように感じます。途中には、侍女たちが使っていたと思われる部屋が並び、当時の暮らしが垣間見えます。

百間廊下

あまりにも廊下が長すぎて、どの写真がどこで撮ったものか分からなくなってしまいました。でも、下の写真が百間廊下のものかもしれません。

姫路駅グルメ

姫路城からの帰り道、食べ歩きをしようと思ったのですが、やっぱりあまり得意ではなく、思ったほど楽しめませんでした…。

それよりも、姫路駅に着いてすぐ立ち食い蕎麦を食べたのが原因かもしれません。

姫路のソウルフード「えきそば」

姫路駅には新幹線で到着しましたが、わざわざ在来線のホームまで行き、「えきそば」を食べに立ち寄りました。地方の中核都市では、駅のホームに立ち食いそばがあることが多いので、姫路でも試してみようと思ったのです。

後から知りましたが、この「えきそば」は姫路のソウルフードとして親しまれているそうです。午後1時を過ぎても、多くの人でにぎわっていました。ました。

姫路駅の在来線のホームに「えきそば」があります

「えきそば」は、中華麺に和風だしのスープを合わせた、一見意外な組み合わせのそばです。

今回は天ぷらそばを注文。価格は確か500円ほどで、とてもリーズナブルでした。

中華麺と和風だしの組み合わせが姫路のソウルフード

あっさりしていて美味しく、食べやすい印象でした。太いうどんが苦手な人には、ぴったりの一杯かもしれません。

だし汁は透き通っていて、濃すぎず程よい塩気が効いた関西ならではの味。個人的にも好みの味でした。

ホームにめいいっぱいに立ってる

在来線のホームはそれほど混雑していませんでしたが、店内は多くの人でにぎわっていました。地元の人よりも、観光客が多かったのかもしれません。

とはいえ、私も観光客。姫路に到着して最初に、偶然にも姫路のソウルフード「えきそば」を味わうことができました。

御座候にハシゴしちゃった

姫路城の帰り道に食べ歩きを楽しめなかった理由は、ここにもありました。

在来線のホームから改札を出ると、目の前に行列が。これは絶対に地元の人気のお土産だ!と直感し、思わず並んでしまいました。

駅なかの長い行列に並んでみた

10分ほど並んで、ようやくお店の前へ。何を売っているのかよく分からないまま並んでいましたが、これは何と呼ぶのでしょう?

私の地元では「大判焼き」、関西では「御座候(ござそうろう)」のようです。店内では次々と焼き上げられ、それをそのまま販売。店員さんの動きと焼き上がりのタイミングがぴったり合っていて、スムーズに進んでいました。少し待ちますが、焼きたてを手に入れられるのが嬉しいですね。

これがあんこ

あんこと白あん、どちらにするかなんて選べません。結局、両方ひとつずつ買いました。

並んでいる間、周りの注文を聞いていると、あんこの方が人気のよう。でも、せっかくの観光だから、どちらも食べてみたくなりました。

こちらが白あん

あんこも白あんも美味しいですが、やっぱり一番のポイントは焼きたてかどうか。焼きたては皮がパリッとしていて、格別の美味しさでした。

その意味では、よく売れているあんこの方が、より焼きたてを味わえた気がします。白あんは、少し作り置きされて保温されていたような印象でした。

チーズかまぼこ〜ヤマサ蒲鉾 大手前店

姫路城に行く前にこんなに食べたら、食べ歩きなんてできるはずがありませんよね。そりゃそうだ。

でも、美味しそうなお店がたくさん並んでいて、やっぱり気になる…。そこで、一軒だけ寄ることにしました。選んだのは、チーズかまぼこで有名な「やまさ」さんです。

大手前通りから見た外観

チーズ蒲鉾といえば、小樽のかま栄さんを思い出します。

揚げたかまぼこが美味しいのは分かっていましたが、見た目はまるでアメリカンドッグ。その美味しさが写真だけでは伝わらないのがもどかしいです。

お店の前で食べました

一口かじってから写真を撮ってみました。中のチーズ、見えますか?トロッとというより、少しもっちりした食感で、周りの揚げパンのような生地と相性抜群。

思ったより油っぽくなく、すごく美味しかったです。

なかにチーズが入っている

食べ歩きはちょっと難しいと思い、お店の前のベンチに座ってゆっくりいただきました。これで200円。大満足の美味しさでした。

さいごに

姫路を観光で訪れたのは初めてでしたが、壮大な姫路城に加え、「えきそば」「御座候」、そしてチーズかまぼこと、軽めの姫路グルメを一気に楽しめるのがいいなと思いました。

姫路は1日あれば十分に満喫できる観光地。この日は午前中に彦根城を訪れ、そこから姫路城へ。そして実は、この後さらに岡山城へ向かいました…。

旅行日:2024年12月

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