新しい仲間が初めての転職でつまずかないいために工夫していること〜カイロスマーケティングのオンボーディング
こんにちは。
カイロスマーケティングで代表しております佐宗(さそう|@dsasoon)と申します。
今月も仲間が増えました!とても嬉しく思っています!!
1日からさっそく、オンボーディング始動。新しく増えた仲間たちと多くの時間を過ごさせていただきました。
仲間が増える瞬間がとても好きです。採用がんばって良かった、と思える1つの瞬間であります。
カイロスマーケティングのオンボーディング
オンボーディングは、英語の「onboarding」。飛行機の搭乗をうながす掲示で見ることがある単語ですね。搭乗が直訳で、外資ではよく使います。
カイロスマーケティングのオンボーディングは、新しい仲間に、会社の仕組みや組織、業務に必要な知識やカルチャーなどを学んでいただくことで、カイロスマーケティングを俯瞰的に理解し、できるだけ早く仕事に慣れて結果を出していただけるよう手助けすることを目的としています。
カイロスマーケティングのオンボーディングは、2段階に分かれています。最初は、会社レベルから始まり、所属部門のオンボーディングへと引き継がれます。会社レベルのオンボーディングでは、
を数日に分けて進めます。
カイロスマーケティングのオンボーディングは、なんかどんどん進化している。オンボーディングに関わるみんなが改良を重ねていることがよくわかります。新しい仲間が増えるのって嬉しいですからね。オンボーディングをどんどん改良したくなる気持ちがわかります。
そしてオンボーディングの内容も増えてきました。それもそうか。カイロスマーケティングの仲間も60人になり、業務の幅も広がって、そして業務に使うツールも増えていますからね。
カイロスマーケティングでオンボーディングが始まったきっかけ
自社製品「Kairos3」の新規のお客さまが増え出して、カスタマーサクセスの仕組みが整い初めて、解約率がさがる兆しが見え出したあたりでカイロスマーケティングの仲間を増やす決断をしました。
新しい仲間に毎回同じことを口頭で教えるのでは効率が悪い。新しい仲間が誰かに聞かないと仕事ができないのも非効率的。だから、社内にマニュアルやガイドラインを増やすことにしたのです。
ほぼ全てのマニュアルやガイドラインが社内公開されており、規程や細則も含めて、ざっと数えると、数百はあるんじゃないかなぁ、という感じです。業務の改善に合わせて、毎月のようにマニュアルが更新されています。いつの間にか、ドキュメント文化が育ってきました。
新しい仲間に全てのマニュアルを読んでいただくのも大変なので、オンボーディングという仕組みのなかで、仕事で必要となる要点をかいつまんで説明するようになりました。
オンボーディングは各チームのリーダーが担当します。なんだかオンボーディングは和やか。会議室から笑い声、Zoomの場合でも爆笑している姿をよく見かけます。何を紹介しているんだか…。プレゼンに面白さという捻りがあるのもカイロスマーケティングの特徴かも。
会社レベルのオンボーディングを通じて、会社のしくみと各チームの役割や取り組んでいること、そして各チームのリーダーのひととなりがわかるようになっています。
カイロスマーケティングの新しい仲間に共有したいと思っていること
カイロスマーケティングの新しい仲間は、カイロスマーケティングが人生初めての転職になる人がとても多い。
転職は新天地で気分を入れ替えて新しい道を歩み出せる一方で、これまで社会人として積み上げてきた仕事のスキルの半分くらいがリセットされてしまう。仲間がどんどん成果を上げるところを見ていると、余計にプレッシャーになっちゃう。
こんな状況を理解していただき、仕事の土台を固めるために、いくつかのメッセージを共有させていただいております。
カイロスマーケティングは、製品を開発・提供するベンダーであること。
ベンダーである以上、自社の製品をかなり詳しく知る必要があること。機能の1つ1つまで、という感じで。前職の経験値だけでやりくりすると、大きな成長は望めないこと。まずは製品を詳細に知るという労力や時間の投資をしていただきたいこと。
2つ目は、小さな結果が次の良い仕事を持ってきてくれること。仕事は信用に上に成り立っているということ。
転職してしばらくの間は、頼まれる仕事がシンプルかつ具体的なことが多い。まわりの人が抽象度の高い大きな仕事をしていても焦らないこと。小さくシンプルな仕事でもきっちり成果を出すことで信用が生まれます。その信用が次の仕事を持ってきてくれることを理解していただきたいと思っています。これは社内だけでなく、社会一般に同じことが言えると思っています。
カイロスマーケティングの仲間と競争する必要はありません。共創によってお客さまと共に、チームとして、会社として、そして個人としても成長していきましょう。
3つ目は、報連相には時間軸があるということ。
上司や仲間の時間が取れる時は、相談を中心に。報告や連絡はテキストメッセージでOK。なぜならあなたの成果を変えられるのは、相談によって。報告や連絡はあなたの未来の成果を変えられないから。
共創は大事。仲間のリソース(時間やスキルなど)をうまく利用して共創しましょう。
仕事人生(キャリア)ってのはスプリントではなくて、マラソンです。いまを焦らずに、少し長い視点でいまの自分を見つめて「いまスパートすべきなのか?」って俯瞰的に考えてみることが大切だと思っています。