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2020-JUN-14「自分のレンズではなく、誰かのレンズで世界をみること」

やりたいことなんか、ひとつもないという気持ちになってみようかと最近かんがえている。
たくさんのやりたかったことは、やれなかったことになりつつあるからだ。
注いだ時間とエネルギーは膨大だったのに、僕にはいまだ達成できていないものがたくさんある。

そんなやれなかったことになりつつあるものを眺めていて、時間とエネルギーのベクトルを変えてみようと僕はかんがえた。

「自分のやりたいこと」ではなく、「人から求められること」に視点を変えてみようと。

それは「自分が求めているもの」を追うのではなく、あえて「社会が求めているもの」を追いかけることだ。
自分が純粋に欲するものではなく、社会の多くの人が求めているものを追求してみよう。

試しにそんな意識で生きてみることで、もっとひろく世界がみえるようになる気がする。

「自分のやりたいこと」のレンズを通してみた世界よりも、
「他の多くの人がやりたいこと」のレンズを通してみたほうが、世界の実相をとらえることができるようになるかもしれないから。

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フクドメ ダイサク
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