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これからのエンタメはコミュニティ作りが大事

皆さんは先週末に、元SMAP3人による72時間ホンネテレビを観ただろうか?

20年以上トップアイドルを続けてきた3人が、がむしゃらに、SNS上で情報発信し、テレビ業界のあり方を変えている。

詳しくは、下記のアカウントなどを見て頂ければ変わるだろう。

何がすごかったのか?

それは、本当のトップアイドルには、濃淡はあれど大勢のファンがいるということの証明ではないだろうか。

番組の中では、ヒカキン・山田孝之・きゃりーぱみゅぱみゅ・ホリエモンなどトップのSNS使いの方々にTwitter・ブログ・YouTube・Instagramのノウハウを教えてもらっていた。
各SNS使いの方々のノウハウは本当に勉強になった。

本当のトップアイドルが、
SNSを使って、
ファンに対話しながら、
コミュニティ作りをすることで、
双方向対話型の新しいエンタメが出来るのだと感じた。

「AIファースト」のGoogleと「Peopleファースト」のFacebook

一方IT業界に目を向けてみる。

僕はいまFacebookに注目しているのだが、それはなぜかというと会社のキーワードを「Peopleファースト」にしているからだ。
Facebookは、根幹であるソーシャルをベースにプラットフォームを取りにいく戦略のようだ。

Facebookの取り組みは面白い。
いいね!を始めとしたPositive FeedbackやFacebook Groupなど、Facebook上のUI/UXは常にカイゼンされており、どうしたら人とコミュニケーションし易いのか?がかなり研究開発されている。

次にGoogleをみてみると、キーワードは「AIファースト」
そしてミッションは、「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」。

つまり、全ての情報を整理し、AIによって機械学習しながら、最適な情報を提供する戦略である。

ちなみにGoogleとFacebookの詳しい戦略を見たい人は下記のサイトを参照頂きたい。
「AIファースト」のGoogleと「Peopleファースト」のFacebook

まとめ

元SMAPによる72時間ホンネテレビと、Facebookの「Peopleファースト」やGoogleの「AIファースト」の話をした。

それではエンタメ企業において、PeopleファーストとAIファーストのどちらに軸足を置くべきなのだろうか。
僕はPeopleファーストではないかと考えている。

更に突っ込むと、「Communityファースト」。
もちろん、Communityと言ってもファンの濃淡はあるだろう。
SNSでフォローしているだけの人もいるし、
CDや本を買うだけの人もいるし、
ファンクラブに入ってクリエーターのために活動する人もいるだろう。

しかしCommunityを作ることによって、クリエーターも救われるし、ファンは救われる。

エンタメ企業の使命は、クリエーターを永続的に支援し、コンテンツを買って貰えるファンの心を豊かにしなければいけない。そのためには、Communityファーストが大事ではないだろうか。

72時間ホンネテレビを観て、そう考えた週末であった。

最後に僕のTwitterアカウントは @daisakku でテクノロジー・マーケティング・経営などをつぶやいています。

ぜひフォローしてもらえたら嬉しいです。


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萬田大作 / 技術の力でマンガ家を支えたい!コミチ代表
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