サイエンスとエンジニアリングの違いって?
先週リンク&モチベーションを訪問した際に知ったのだが、「モチベーション・エンジニアリング」は商標登録された言葉だった。
なぜ、創業者は「モチベーション・エンジニアリング」という言葉を選んだのだろう?
それが、この問いのきっかけだ。
日本語にすると、サイエンス=科学、エンジニアリング=工学、だ。
今回はサイエンスとエンジニアリングの違いに関する考察について述べたい。
サイエンスとエンジニアリングの違い
サイエンスとエンジニアリングの違いについて、一番わかりやすいのは下記の記事だった。
トニー・ホーアさんは、クイックソートというプログラミングしていて一番利用するソートアルゴリズムで有名なコンピューター科学者だ。
僕はこの表の中で3つの単語群が気になった。
1つは、long-term(長期的)か、short-term(短期的)かだ。
科学は、長期的に考え、後世のために思考する。
工学は、科学より短期的に考え、既存の顧客・市場のために思考する。
2つ目はidealism(理想主義)か、compromise(妥協)かだ。
科学は、理想を追求する作業であり、
工学は、現在の顧客・市場の中で妥協点を探す作業だ。
3つ目はgenerality(一般性)か、specificity(特殊性)かだ。
科学は、ある事象における一般的な概念を求めている。
工学は、ある事象における特定の解決法を求めている。
3つをまとめると次のように考えることができるのではないか。
科学は、後世のために、理想を追求し、一般的な概念化すること、
工学は、現在のために、妥協点を探しながら、特定の解決法を求めることだ。
まとめ
僕はエンジニアであり、サイエンティストでありたいと思っている。
エンジニアリングを行うことで、
クリエイターが便利だ思うプロダクト開発をしていきたいし、
そのプロダクトによって、
クリエイターの才能が長期的に活きる世界を作りたい。
つまり、エンジニアリング&サイエンスの両方を追い求めることをやりたいと考えている。
ある一定条件において、社会的意義を目指すベンチャーをやる醍醐味ではないだろうかと改めて思った。
そしてコルクでは、クリエイターの未来のための新プロダクトを一緒に開発してくれるWEBディレクターやエンジニアを募集している。
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