ウェブトゥーン業界カオスマップ2022年3月更新版
はじめに
こんにちは、コミチ代表のマンディ萬田です。
前回、かなりの反響を頂きましたウェブトゥーン業界カオスマップなのですが、あれから3ヶ月あまりでかなりのプレイヤーが参入しています。
前回2021年版ウェブトゥーン業界カオスマップ
カオスマップは、特定の業界に絞ってサービスや商品を提供する事業者をカテゴライズし、1枚の画像にまとめたものです。
日本のウェブトゥーン業界が丸わかりなので、ぜひ読んでみてください。
ウェブトゥーンとは
前回も書いたウェブトゥーンとは、「縦読み(縦スクロール)」で「オールカラー」のマンガのことです。日本のマンガは、「横読み」で「白黒」がスタンダードの中、1990年代末〜2000年代初めごろから韓国で生まれたマンガの新しいフォーマットです。2010年以降のスマートフォンが出てから世界中に広がりました。
注目されている理由は、ピッコマが2022年第1四半期のアプリ売上げランキングで世界8位となったり、LINEマンガが所属する"WEBTOON worldwide service"が月間利用者数が8200万人を突破しているからだと思います。
ウェブトゥーン業界カオスマップ
こちらが「ウェブトゥーン業界カオスマップ2022年3月版」になります。
出版社、電子書店・アプリ、ウェブトゥーン制作スタジオ、ベンダー系の4つの機能で分け、それぞれのプレイヤーをカテゴライズしています。
ウェブトゥーンは、
・ソシャゲのようなライト層向けエンタメ
・市場規模は10兆円
・分業制の制作スタイル
です。
そのため、ゲーム制作会社やアニメ制作会社のような周辺エンタメ業界のプレイヤーが多数参入している状況です。
3か月前の前回とマップを比べると以下のようなイメージです。
特に激増したのが、ウェブトゥーン制作スタジオです。
前回時点で多くの企業などの参入が見られましたが、観測範囲でこの3か月でざっくり倍ほどに増えています。
Gooleアラートで引っかかった求人サイト等を見ると、実は特に宣言もせずに粛々とウェブトゥーン制作にとりかかっている老舗出版社や編集プロダクションなどもあります。
まとめ
コミチでは、出版社さんやウェブトゥーン制作スタジオさんに使ってもらえるマンガSaaS事業に注力しています。
書店・アプリさんが出さないような分析ダッシュボードを標準装備しておりますので、自社ウェブトゥーンの男女比や年齢層などのユーザ層、作品・エピソードごとの離脱率を簡単に把握・分析することが出来ます。
詳しくは、僕が書いたnoteにありますので読んでいただけたら嬉しいです。
コミチは「100年愛されるマンガづくり」に貢献したい!
これをモットーに、みなさんとマンガの未来を共創していければと思っています。
今後ともコミチをどうぞよろしくお願いいたします!
よろしければスキ&シェアお願いします!
お問い合わせはこちら。