プロセスワークを学んできた
どうも、大幸です。
この2日間で、プロセスワークの入門編を受講してきました。
去年はZaPASSのadvance合宿からはじまり、ワークショップデザイン、アナロジー思考、ディベートなどなど。色んな学びの機会に参加していました。
学びの場の創り手として、自分自身が学び続けることを大切にしたいなと。そんな中での、今年の1つのテーマがプロセスワークになりそうだなと、いう流れでの入門編でした。
めちゃくちゃ良い2日間だったので、感じたことを言葉にしておこうということで。(読んでくれる人に伝えるよりは、自分の言語化のために書きます。)
で、そもそもプロセスワークとは
“プロセス指向心理学”ともいわれ、起きている物事をプロセス(流れ)として捉え、そこでの体験を観察し、意味付けを通して、気付きを得ていくこと。
気付きを通して、人と人との関係性の向上や、葛藤の解決、自己成長のための変化を促していくこと。
なぜプロセスワークかというと。
今、主に企業向けのワークショップデザイン、ファシリテーション、研修デザインや講師を仕事にさせていただいています。
いわゆる、LIVEの場に触れる機会が多いんです。LIVEとは生物(なまもの)であるということ。同じプログラムデザインだったとしても、全く同じ場には二度とならない。そこに集まってくる人の背景、問題、その時々のテンション、感情、流れ、その場の空気、温度、あらゆるものが作用して、その場が生まれている。
だからこそ、その場で何が起きているのか?起きていることを瞬間的に捉えて、自分がその場にどのように関わっていくのかを、瞬間的に判断し続けていくことが求められるのだと。それをファシリテーションと呼ぶのかは分かりませんが、そういう、LIVEの場において、自分自身が、自分という存在が問われるなと。そう感じるわけです。
で、そのためのヒントがこのプロセスワークにあるのではないか、と。
2日間、都内某所のとある和室で、対話したり、ワークしたり、リフレクションしたりしてきました。
ワークの内容は詳しくは書きませんが(この体験、体感値を、言語で伝えるのはかなり難しく)
まず、自分の言葉として持って帰りたいものは
「起きていることを引き受ける」
ということです。
これは別に、場を創ることに限った話しではなく、人生あらゆる局面において。
何か問題があるから、ある事象が起きているんだと、原因論的に物事を捉えるのではなく(もちろんその考え方が必要な場面もありますが)、ある事象が起きている、そこには何があるのか?それはつまりどういうことなのか?それは何を伝えようとしているのか?そこに意味を見出していく態度や、姿勢。
「全ての物事に意味はある」
みたいなことはかなり前から、自分の考え方の根幹にあったような気がしますが、それは、プロセスワークという言葉で表現されるものだったのかもしれないな、と。
いや、正確には、全ての物事に意味があるのではない。意味を見出していくんだと。起きていることを未来の糧に変えていくのか、それに嘆き現状に留まるのか、価値のないものとして見過ごしてしまうのか。
もう一つ感じたこととして「場の力」があります。
誰か一人の言葉が、そこにいる人の心の中の何かに触れて、それがまた言葉になって、その繰り返しで場が循環していく。
それは場が“生きている”と形容できるかもしれないし、場が伝えたいことは何なのか?という問いを立てることができるかもしれない。
その場は、関係性は、循環しているのか、滞っているのか?そこには何があるのか?さらに、関係性にも、人と人との関係性の話もあれば、自己の内側にある関係性の話もあるだろうなと。
最後に書いておきたいのは「能動態」にはヒントがあるということ。「中動態」的な表現、言葉(ex.生まれる、感じる、気付く)には、自然とそうなっている、流れが循環しているような、そんな感じがします。一方で、意志の力で何かを起こそうとする時、その裏側には、何らかの壁や、葛藤があるのかもしれないなと。
はい、ほとんどの方には訳の分からない文章になってしまったかと思います。笑
分かったこととしては、このプロセスワークなるものが、自分にとって場創りの大きなヒントになりそうだということ、どうやら好奇心を揺さぶられる凄く面白いものっぽいぞ、ということです。コーチングも進化しそうな気がします。
それでは!
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