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#016 いっつーさん×DAISプロジェクト DAISはマラソン!?
土佐町役場から参加したいっつーさんから、楽しいお話をたくさん聞かせていただきました。話が盛り上がりすぎて、泣く泣く2/3をカットしてしまうことに(申し訳ありません)。
皆さんに、いっつー節が伝わればうれしいです。
【インタビューを受けてくれた人】
いっつー(川村 五博さん) 50代 土佐町役場住民課 チーム名: 確認中
【インタビューした人】
あっきー(石津亜紀)
※DAIS用語解説※
・RP(リフレクションパートナー)→内省支援で参加者の変容を促す役割。各チームに1人。
成果品がカラーに!
Q:一か月半くらい経ちましたが改めてDAISプロジェクトはどうでしたか?
いやー、しんどかったです(笑)。でも、いい機会を与えてもらいました。視野が広がったし、「考える」機会が増えました。
例えば、A→B→C→D→Eという手順をこなすことで、コンプリートできる仕事があるとします。DAISで学んだことを参考に、”C”ではなく”L”という選択肢を入れて、A→B→L→D→Eにしてみたら、成果品としては同じでも、中身が全然違う仕事になり、モノクロの単純な仕事が、色づいたような感じを受けることがあります。
自分でアレンジしてみたり、考える時間、立ち止まる時間を作ることで、とても充実しています。
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特に新しい取り組みは、周りを巻き込んでやってみたいです。周りの人と関係性をつくって仕事を進めたほうが、もっと面白くなるんじゃないかと、DAISに参加してから考えるようになりました。
小さい役場で、個人商店(それぞれ個人で仕事が完結してしまっているような状態)なので、あまり相談することはないし、前任からの引継ぎを「こなしていく」ことが多い。
でも、他の人と絡めたり、アイディアをもらうことで、面白く仕事を進められる気がしています。成果としてこれから現れてくるかな?
心の扉がパカっと!
Q:印象的だった出来事を教えてください。
一番印象に残っているのは、セッション1の自己紹介(チームビルディング)です。
朝、会場で初めてチームメンバーに会って、名刺交換をしながら、「どうやってお近づきになろうか、チームとしてどのようにやっていくんだろうか」という緊張感を持っていました。
いざチームビルディングが始まると、なぜあの話をしたのか今でもわからないのですが(笑)、友達にも家族にも同僚にも話したことないエピソードを披露していました。心の奥底に隠していた話です。
チームメンバーそれぞれの話も興味深く印象に残っていて、自分の閉ざされていた心の扉がパカっと開いた感じでした。
最初に心を開いたことで、距離感がぐっと近くなって、ひとつのチームになったと感じています。
今度チームメンバーと土佐町で打ち上げをするんですよ!みんながまた土佐町に集まってくれます。普通の研修で終わってからまた集まるってないですよね。嬉しいし楽しみです!段取りしないと♪
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DAISプロジェクト2024後期(2024年10月開始予定)にもRPとして参加するんですけど、チームビルディングで披露する話(ネタ)を今から悩んでいます(笑)
でも考えていても、いざメンバーを前にすると、全然違う話しをするのかも。
Q:なぜRPとしてまた参加する気持ちになったのでしょうか。
そうですね。ひとつはDAISのスタイルが面白いっていうことです。
正直、楽しかったんです。仕事なんだけど。
今まで自分が参加してきた研修とはちょっと違いました。学校みたいに、先生役がずっとしゃべるスタイルや、付箋や模造紙にいろいろ書いたりする研修もある。
DAISでもそういう時間はあるけど、もう一つ踏み込んだ、なんかこう、言語化がうまくできないんですけど・・・痛みを伴うって言うか、うん、そう!研修で考えた内容が現実になる可能性があることが面白い!
採択を目指すという目標があるので、単に受講して終わりではない、DAISの面白さがあると思いました。
実際、DAISの提案が採択されたこともあり、土佐町としてもメリットがありました。採択にならなかった提言の中にも、役場で考えても出てこないような案がたくさんあって、とても恩恵を受けたと思います。
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こうした関わりの中で、僕個人としても、何かDAISに恩返ししたい、自分なりの方法でお手伝いできることないかと考えた時、自然と「あまり向いてなさそうだけど、RPさせていただきたい」と手を挙げました。
RPは守護神!
Q:いっつーさんにとってRPってどんな存在でしたか?
見守り役なんですよね。チームの守護神的な感じ。
うちのチームのRP(上田昇さん、以下のぼさん)にちょっと憧れる部分もありました。RPとしてですよ!
世代的に同じぐらいだけど、のぼさんの空気感や、チームの雰囲気づくりがすごいなって感じていましたね。私にそんなことができるかな。自信はないですけど・・・。
RPにもいろいろタイプがあると思いますし、その時に編成されたチームで雰囲気も違うので、一期一会で楽しむしかないんじゃないかなと思ってますが、迷った時はきっと、のぼさんのスタイルを思い出すのかな。
背中を押されてDAISに飛び込みました!
Q:自治体職員としてDAISに参加するかどうかを決めかねている方も多いと思うのですが、後押しになるような一言をいただけますか?
僕も研修にはできるだけ出たくない人間なので、DAISについての回覧が回ってきた時も、印を押して右から左へ流したんです。でも一本釣りで「住宅に関わっているんだから出なさいよ。(答申テーマが住宅に関係していたため)」みたいな話があって。
背中を押されて飛び込むぐらいじゃないと、どんな学びがあるのかって、なかなか想像できないと思います。でも、スキルもすごく上がるし、職場の方々との関わり方も変わってくるし、そもそも世界観が変わるぐらいのインパクトがありました。ぜひ、DAISに参加してほしいし、上司の方は背中を押してあげてほしい。
ちょっと苦しさはあるんだけど、何より楽しかったです。
ハーフマラソンを初めて走った時、めちゃくちゃしんどくて、死にそうで。でも完走後の爽快感、達成感ってハンパなかったんですけど、そういう感じがありますよね、DAISって。