2021年7月の記事一覧
月刊こしら Vol.74 (2021年7月号) 「復讐はこうして行われた」
「復讐はこうして行われた」 文・立川こしら
読書感想文という宿題が大嫌いだった。何をすればいいのかわからなかったからだ。本を読んで感想を書く。小学高低学年だっただろうか。夏休みの宿題ではなく、通常授業での宿題だった。原稿用紙1枚、低学年だからマス目は大きかったが、全く埋まらなかった。だってその当時の感想なんて「おもしろい」「つまらない」それぐらいしかない。今でも思うのだが、本を読んで感想を言
月刊こしら Vol.73 (2021年6月号) 「特技がないなら〇〇をやれ!」
「特技がないなら〇〇をやれ!」 文・立川こしら
ベーシックインカムや、AI社会などコロナ禍で新たに見聞きした事柄も多いでしょう。
しかし、これらはもっと前から(皆さんの知らない所で)話題になっていて、突然湧いて出た話ではありません。
AIに仕事を奪われるなんて今更騒いでいる人は、もう一度小学生にでも戻って社会の勉強をするべきです。
新たな技術力が生まれて、淘汰される仕事なんて、蒸気機関が発
月刊こしら Vol.72 (2021年5月号) 「他人の常識に殺されるな!」
「他人の常識に殺されるな!」 文・立川こしら
タイムラインに流れてくる「芸人には何の保証もない」という嘆き。
そりゃ口開けて、ただ待ってるだけのヤツに保証なんてするわけないのだ。相手が国だからみんな勘違いしてしまう。
これを会社とか師弟関係に置き換えれば、そんなくだらないため息なんて溢れる訳がない。
何の努力もしない弟子は見捨てるか破門だし、会社だって働かない社員は冷遇するだろう。
彼らは「