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愛すべきおじさんたち

はじめに断っておくと、時代錯誤のパワハラやセクハラをしたり、女性蔑視発言をするようなおじさんは嫌いです。

最近リリースされた岡崎体育のおっさんという歌をご存知でしょうか?

最高じゃないですか?こんなにおっさん愛に溢れた歌はないと思います。

かく言う僕も41歳。立派なおっさんです。
少し考えが古いのかなと思う場面も増えてきました。アップデートしていかなきゃなぁって感じています。

僕はアップデート出来ていないおじさんを馬鹿にするつもりはありません。
むしろとても興味深く、一種のエンターテインメントとして観察しています。
そこには愛さえあるのかもしれません。

SNS等で見かける愛すべきおじさん達。
とにかく持論を展開して聞く耳を持たないおじさん。
理由は分からないけど毎日天気を教えてくれるおじさん。
おはようというおじさんに群がる、おはようおじさん達。
かわいい女性しかフォローしていないおじさん。

興味がないからと言ってフォローを外したりするのは勿体ない。
繰り返しますが僕は馬鹿にしている訳ではありません。
おじさんはコンテンツとして最強なのです。
自覚はないかもしれないけれど

思えば僕は若い頃からおじさんが好きだったような気がします。

説教じみた事を言うおじさんの話は若い人にとってはつまらないし、右から左に流れていくものですが、僕はそういうおじさんの話を聞くのが好きでした。

「ワシの若い頃は...」
「最近の若いもんは....」
「今の時代は...」
そう言いたくなるおじさん達はみんな寂しがり屋です。
かまってちゃんです。
そういう人を憎めない。

僕は大学生の頃、焼き鳥屋でバイトをしていましたが、そういうおじさんがたくさんお客さんにいました。
学生の僕をつかまえては、
「君の大学の学長の名前は?」
「わかりません....」
「会社に入って社長の名前を知らんのと同じやぞ!」
と例えが合ってるのか分からないけど怒られたりしました。

でも僕はその人達と話すのは嫌いじゃなかった。

やっぱりそこには僕よりも長く生きている先輩に対する敬意があったのかもしれません。
としか思えません。

おじさん構文をLINEで使ったら若い人たちは気持ち悪いと思うかもしれません。
でも、おじさん構文も一種のエンターテインメントであり、素敵なコンテンツとして成り立っています。

おじさん達も悪気はないので、みなさんも少し、愛を持って接してみるのはいかがでしょうか?

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