デザイナーとエンジニアの関係
どうも!
ADRIATICの吉永です。
昨日飲み会で、Webサイトを作るのにデザイナーさんとエンジニアさんが互いの主張で揉めて、結果デザイナーさんが納得されないままサイト公開してしまうという話を聞きました。
私たちはWeb制作の現場に居た経験がなく、違う畑から独立したちょっと変わった2人組なのでそういうデザイナーvsエンジニアみたいな構図を実際に見たことがない事もあって「仲良くしようよw」って思ってしまいました笑
じゃあ自分たちはどうなのかっていう事なんですが、僕の中でWebサイトを作る上でデザイナーとの関係で気を付けている事っていうのはあります。
僕は会う人会う人に「ADRIATICはウチのデザイナーのデザインで評価されている」とお話しています。
僕はそれを最大限に活かせるようにサイトを構築出来れば良いと考えています。
これは中学からの友人同士という関係性もあるとは思いますが、Webサイトはデザイナー主導で進めた方が絶対に上手くいくと考えています。
サイトは裏側ですごい技術が使われていようが、結局ユーザが見るのは表のデザインなので、それを重視出来ないような作りで構築するのであればそれは構築側で配慮するべきだと考えているからです。
僕は起業する前はずっとWindowsソフトを開発するエンジニアでした。
プログラマになりたての新人の頃、「仕様書通りに作る事、何かおかしいと思う事があってもそれは仕様書が間違っているのであり、それを訂正するのはSEの仕事」と教えられて来ました。
そういうことが根本にあって、「デザイン通りにキッチリと作る事」というのは大前提として自分の中にあります。
そして、ほぼほぼ文句を言う事はありません。
ウチのデザイナーはコーディングが出来ません。
なので、「なんでこんなコーディングしにくいレイアウトやねん」
って思う事は多々あります。でも、それを再現する事で自分自身も達成感があります。
キッチリと作るという事は大前提として、自分が任されているのはアニメーションであったり、裏側のCMSの構築部分であったりします。
アニメーションや演出に関しては基本的に自分で考えて付けています。
コーディングする際は、少し多めに動きを付けたりしていて、それを後からデザイナーに却下されて外したりします。
この関係性もウチだから出来るのかもしれません。
「あんなに頑張ってアニメーション付けたのに外すの...」
なんてことはザラにあります笑
アニメーションはデザインを意識しながら付けています。
弊社が最近制作させて頂いた、福岡正信自然農園さんのサイトとかで言うと、ページ遷移時の演出は農園だし風が吹いてるみたいにしよう、とかそんな感じでデザインとサイトのコンセプトを加味してコーディングしています。
そういう流れで作っているので、互いの主張で揉めるという事があまりありません。
昨日お話をしていて思ったのは、
デザイナーが求めているエンジニアというのは必ずしも技術力が高い人ではない
という事でした。
僕自身そこまで技術力が高い訳でもないですが、デザイナーに好かれるエンジニアになりたいというのは思っています。
他の方のデザインでコーディングすることもよくありますが、基本的な考え方は同じです。
あ、コーディングのみの案件も請けていますので、こんな人で良ければ是非お願いします笑笑