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人生のリセットボタンを押しました

このnoteの記事を下書きに入れたまま放置して3ヶ月くらい….その当時の書き出しはこんな感じでした。

精神的にやられてました….

今現在(2024年10月時点)はだいぶ落ち着いています…!!

弊社の紹介

弊社をご存知ない方の為に自己紹介をすると、ADRIATICは私吉永と中学校の同級生で友人である鈴木が2人でフリーランスチームとして地元奈良でWeb制作を始めた時の屋号になります。
その後、株式会社SETSUNAという名前で法人化したのですが、Web制作の屋号としてADRIATICを残しています。

ちょっとややこしいですね…..

僕はデザインが出来なくて、鈴木は構築が出来ないという2人で1つみたいな形でWebサイトを作ってきて、法人成りしてから上田という社員が1名増えて3人でWebサイト制作を中心に事業をしています。

今回起きたできごと

そんな中、この度鈴木が8月末で退社しました。

事の経緯などに関しては今後も公の場で言及する事は控えますが、喧嘩別れとかではなく、互いに新たな挑戦をする再出発という意味合いでの別れになります。
経緯等、話聞いてもいいよって方は飲みに行きましょう!
ご連絡待ってます笑

弊社をあまり知らない方からすると、そんな1人辞めるくらいで大騒ぎしなくても。と感じる方もいるかもしれませんが、正直不安しかありません。
3人中2人が構築側の人間で、デザイナーが1人もいなくなるのですから……

弊社にとってのデザインとは

僕は昔から常々言い続けていることがあります。
ADRIATICとは、鈴木のデザインである と。
弊社が評価されているのは、鈴木のデザインであり、僕はそれを支えて行く陰の存在であると考えてきました。

法人化した理由の1つとして、これは僕個人の思いですが、ADRIATICを残していきたい。というのがありました。
僕らだけで終わらせたくない。
鈴木のデザインを引き継いでいってもらえる人を探し、採用し、僕らが引退してもADRIATICを残していきたい。
そういう思いがありました。

そんな中で鈴木から抜けたいと言われた時は正直引き留める事しか考えていませんでした。
そこから1ヶ月ちょっと、自分の中でぐるぐる色々考えて悩んで、鈴木と別々の道を歩むことを決意しました。

僕らがフリーランサーだった時にそう言われたら仕方ないと思えたかもしれません。
でも、僕も1人の経営者として、これから先デザイナーがいない状況でやっていけるのか?
毎日泣きそうでした…..

誰かに助けられる人生

とにかく誰かに話を聞いてもらいたい。
壊れそうになる自分を何とか奮い立たせる為に、色んな人に声を掛けました。

僕には人生のターニングポイントがいくつかあって、その度に誰かに支えて貰いました。
例えば前の会社を辞めると決めた時も、その当時お世話になっていた方に相談し、フリーランスになってからもやっていけるように色々支援して頂き、道筋を作ってもらいました。

僕は結構「なるようになるやろ」精神でいつも動いており、あまり精神的にしんどくなることは少なく、寝たら忘れてしまうみたいなところがあります。
ただ、今回はかなり精神的に参ってしまい、誰かに話を聞いてもらいたくていろんな方にDMをしてお茶したり、飲みに行ったり、電話や音声で聞いてもらったりしました。

本当に感謝しかないです。
この場で御礼申し上げます。支えられました!!

みなさんとっても優しくて、「絶対大丈夫」と言ってもらって1人涙しました。
というよりも、僕は「絶対大丈夫」と言ってもらうために皆さんにお会いしていました。とにかく嘘でも安心感が欲しかった。

これからどうしていくのか?

デザイナーがいなくなった今、制作はどのように進めていくのか?
実装のみの案件を請けて実装の会社としてやっていくのか?
鈴木が辞めることになってから色々と考えました。

僕個人の考えとしてADRIATICはデザイン事務所としてこれからもやっていきたい。
鈴木のデザインのエッセンスや考え方は15年くらい一緒にやってきたので僕にも染み付いているはず。
そう考えた次の瞬間には何人かのデザイナーさんに今回の経緯を聞いてもらうためにDMしていました。

ですのでこれからも今まで同様、デザインも含めてWebサイトを作るお仕事をやっていきたいと考えています。
もちろん、実装のみのお仕事も今までよりも積極的に請けるのでお仕事お待ちしています!

採用について

じゃあずっとパートナーのデザイナーの方と一緒に制作していくのかというとそうではありません。
もちろんデザイナーの採用を視野に入れています。
ただ、

  • 奈良の事務所に通えること

  • デザイナーのいない会社に入ること

  • それなりに評価を得ている鈴木のデザインという実績がある中でデザインするというプレッシャー

というハードルがかなり高くなってしまうので簡単には採用できないなと思っています。
ですので、今すぐに募集中という訳ではないのですが、長いスパンで考えていく必要があると思っています。
そんな弊社に興味が少しでもあるという方が居たら一度お茶でもしましょう!

最後に

僕が会社のビジョンとして掲げたいことが地域のデザインの価値を上げるということです。
それを実現するために、いろんな人を巻き込んで奈良を拠点に頑張っていきたいです。

鈴木がいなくなり、弊社の事を好きだと言って頂いていた方々には申し訳ないとしか言えません。
人生いろいろ。
挑戦していく新生ADRIATIC(SETSUNA)を今後ともよろしくお願いいたします。


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