【今さら聞けない…】立ち回り以前の負けないために必要な超基礎知識
本noteでは、パチンコで勝ちたい、負けたくないと思っているあなたが絶対に身に付けておくべき、というより知っていないと高確率で負けてしまう超基礎知識を、超丁寧に解説しています。
何事も基本は大事です。
勉強でもスポーツでも仕事でも。
基本的で根本的なことを理解していないまま、表面的な知識や技術だけ習得しても使い物になりません。
九九を覚えていないのに、数学の便利な公式を覚えても使えない。
みじん切りができないのに、おいしい料理のレシピを教わっても作れない。
同じように、ギャンブルやパチンコの基本的な知識を知らないままただ「勝つ(負けない)方法」を仕入れても、勝てるようになりません。
本noteは、「ギャンブルやパチンコのこと、実はあまりよく分かっていないかも…」というあなたのために書きました。
本noteでは、数字や図を使って丁寧に解説していきます。
よくある、根拠のないオカルトチックな話は一切ありません。
高確率で納得できる内容にしています。
正直、かなり現実的で少し固い話になってしまうので、あなたのパチンコ熱が冷めてしまう可能性すらあります。
でも、あなたが本気でパチンコでこれ以上負けたくない、勝てるようになりたいと思っているなら、確実に必要な情報をまとめました。
ぜひ何度も読み返し、あなたの血肉としてください。
ではこれより本編です。
ギャンブルとは
あなただったら、この問いになんと答えますか?
少し考えてみてください。
…
…
…
人によって様々な答え方があるでしょうが、私ならこんな答え方をします。
パチンコをはじめ、競馬、競輪、競艇、宝くじといったものは全て胴元が存在し、必ずプレイヤー側が負けるようになっています。
そして、勝率100%の勝負は存在せず、必ず何かしらの確率に賭けて勝負するわけですね。
落ち着いてください。
あくまでプレイヤー「側」が必ず負けるだけであって、プレイヤー「個人」を見ていくと、勝ったり負けたりする人がいるのです。
どういうことか、簡単な例で説明しましょう。
集まるお金は1,000円×10人=10,000円。
賞金は合計で9,000円。
余った1,000円は、このゲームの主催者に流れている。
つまりこのゲームは必ずプレイヤー「側」が負けます。
1,000円主催者にもっていかれるわけですから。
でも、個人の収支を見てみると次の通り。
これが、『プレイヤー「個人」を見ていくと、勝ったり負けたりする人がいる』のからくりです。
規模の違いはありますが、これと全く同じことがパチンコでも起こっています。
パチンコ店がここでいう胴元ですね。
そして、プレイヤーの中で一部の人が勝ち、残りの大多数が負けているという構図まで同じ。
あなたが負けたお金は、誰かの勝ち分になっているというわけです。
ちなみに、このようなゲームを「マイナスサムゲーム」と呼びます。
「サム」(SUM)とは合計のこと。
胴元にいくらか持っていかれる分、プレイヤーで分け合える合計金額が減りますからね。
ただ裏を返せば、あなたが知識や技術で武装すれば、一部の勝ち組になれるということです。
いつもホールで見かけるあの人が負けてくれた分、あなたが勝てるようになります。
パチンコの仕組み
その第一歩は、パチンコの仕組みをきちんと理解することです。
どういう流れで抽選し、どういう仕組みで出玉が払い出されるのか。
そういう基本的なところを理解しないままに「勝つ方法」だけを知っても、本当の意味で理解できないので勝てるようになりません。
(私も、仕組みを正しく理解していなかったために大きな損失を出した経験があります。。)
本章では、パチンコのゲームの一連の流れを追ってみましょう。
ここでは、「戦姫絶唱シンフォギア2」を例にとって解説します。
※ ここでは分かりやすさを重視するために、細かいことにはふれません。大まかな流れをつかんでください。
通常時
まず目指すのは1/199.8の大当たり。
ここでは分かりやすく1/200とします。
箱の中に200個のくじが入っていて、そのうちの一枚が当たりくじというイメージ。
玉を打ち出してヘソ(スタートチャッカー)に玉が入ると、1回の抽選が受けられます
つまり、くじを一回ひくことができます。
もし引いたくじがハズレだったら、そのくじは箱の中に戻します。
ですので、次にくじを引くときにはまた1/200の確率です。
よく、「600回転ハマってるからそろそろ当たるだろう」とか本気で言う人がいるのですが、かなり非論理的です。
上記の通り、抽選は常に1/200。
1回転目だろうが、600回転目だろうが常に1/200です。
ちなみに、ヘソ(スタートチャッカー)に玉が入ると、賞球がもらえます。
賞球というのは要は出玉、玉が機械から払い出されます。
ヘソの賞球は1玉とか3玉という機種が多いです。
シンフォギア2の場合は、ヘソ賞球は3ですね。
また、通常時に賞球がもらえるところはヘソ以外にもあります。
それが、「おまけ賞球口」とか「他入賞」と呼ばれるところ。
シンフォギア2の場合は写真の3か所。
ここに入ると、いくらかの賞球がもらえます。
シンフォギア2の場合は3か所とも4個賞球です。
機種によっては、場所によって賞球数が違うこともありますね。
「Total Know Connections」のサイトでは、機種ごとに盤面表が見られ、どこに入ればどれだけ賞球がもらえるのかが分かります。
ちなみにシンフォギア2の盤面表はこんな感じ。
▲③とか④っていうのが賞球の数
さて、通常時の抽選に話を戻しましょう。
どんどんヘソに玉を入れて何度も何度も抽選を繰り返します。
ちなみに、パチンコはその抽選が当たっているのか外れているのかを液晶の演出で見せるため時間がかかります。
その演出の間にヘソに玉を入れると、保留がたまります。
次に抽選を受けられる予約券ですね。
ところがこの保留(予約券)、ほとんどの台で4つまでしか貯められません。
4つ保留が貯まっている状態でヘソに玉を入れても、保留は増えません(賞球はもらえるけど)
さぁ、ようやく1/200の抽選に受かりました。
箱の中から当たりの玉を引けたってことです。
当たりを引いたら、大当たりに移ります。
大当たり
シンフォギア2の場合、通常時に引いた大当たりの99%が3R(3ラウンド)の大当たりです。
そうなんですよね、私も最初はよく分かっていなかったです。
ラウンドっていうのは、アタッカーが開く回数です。
3ラウンドであれば、3回アタッカーが開くよということ。
アタッカーの場所は、シンフォギア2の場合ではここ。
シンフォギア2の場合、アタッカーの賞球は13なので最も出玉が増える場所です。
このアタッカーに10回玉を入れる(10カウント、10Cと呼びます)と1ラウンド終了、一旦アタッカーが閉まります。
しばらくすると再びアタッカーが開いて次のラウンドがスタート、という流れ。
ちなみに、アタッカーには開放時間が決まっています。
台によりけりですが、だいたい30秒くらいらしいです。
つまり、アタッカーに1回も玉を入れなくても、30秒たったら1ラウンド終わってしまうということ。
間違っても、大当たり中に席を立たないようにしましょう。
シンフォギア2の場合3ラウンドの大当たりでとれる出玉は、
となります。
ただし、この390個はアタッカーに玉を入れた数を考えていません。
単純に機械から払い出された個数です。
実際は、10カウント×3ラウンド=30個分の玉をアタッカーに入れていることになるので、
が、増えた個数ということになります。
ここで言う390個を「表記出玉」(結果画面に表示される個数)、360個を「獲得出玉」なんて呼びますね。
上述した通り、出玉を得るために玉を使っているので、普通に打っていたら表記出玉より獲得出玉は少なくなります。
加えて、おそらく獲得出玉は360個以下になることがほとんどです。
なぜならシンフォギア2の場合、アタッカーにたどり着くまでの間にアウトがあるから。
アウトというのは、賞球のない完全な死に玉になる場所。
ここに、どうしても数玉は流れてしまいます。
だから、獲得出玉は理論値よりも少なくなることがほとんど。
シンフォギア2の場合は、アタッカーの先には「愛ポケット」と呼ばれる場所があります。
ここは、賞球が1玉あるので死に玉になりません。安心設計です。
ただ、多くの機種ではアタッカーの先にはアウトがあります。
アタッカーに入らずに通り過ぎてしまった玉は、死に玉になるということです。
右打ち
さて、最初の大当たりが終わった後の流れは本当に機種によって様々ですが、大きく分けると次の2種類ですね。
確変やラッシュがとれないと、ふたたび通常時に戻ります。
またヘソに玉を入れて抽選を受けることになります。
晴れて確変やラッシュをとることができたら、楽しい楽しい右打ちの始まり。
右打ちっていうのは、ハンドルをめいっぱい右にひねって、盤面右側の方に玉を打ち出すこと。
大海物語等の一部の機種を除いて、だいたいの機種が確変中やラッシュ中は右打ちです。
さて、では右打ち中に何をするのかと言えば、もちろん大当たりを目指します。
ただし、通常時と違って確率がぐっと上がっています。
シンフォギア2の場合は、1/7.6まで跳ね上がる。
基本的には11回転のうちに、1/7.6をひいたら大当たり。
また11回転のうちに、1/7.6をひいたら大当たり。
これを繰り返します。
さて、この抽選を受けるまでの流れを見ていきましょう。
シンフォギア2の場合、右に打ち出した玉は愛ポケットに入ります。
玉が愛ポケットに入ると、電チューのベロが出る。
すると、玉が電チューに入るようになる。
電チューに入って初めて、1/7.6の抽選が受けられます。
右打ち中も保留は4つまで貯められます。
つまり、シンフォギア2の場合は「愛ポケットに玉が入ると、電チューに玉が入れられるようになる」という仕組みです。
「愛ポケット」の役割をする場所は機種によって違います。
「スルー」と呼ばれるゲートを玉が通ることで、電チューに玉が入れられるようになる機種も多いですね。
ちなみに、電チューもヘソ同様に賞球があります。
電チューの場合はほとんどの場合賞球1玉です。
これが一連の流れ。
今回はシンフォギア2を使って説明しましたが、どの機種でも大きな流れは同じ。
自分が打つ機種について、最低限以下の情報はおさえておくようにしましょう。
再掲しますが、上記の情報は「Total Know Connections」のサイトから見られる機種ごとの盤面表で確認できます。
ホール(パチンコ店)はどうやって儲けているのか
さて、勝ち組になるなるためのニ歩目。
それは、ホール(パチンコ店)のことを理解すること。
私たちユーザーは勝つためにパチンコを打ちます。
負けたくて打つ人はそうそういません。
だから、タコ負けすると「ボッタ店だ!」と店をののしり、SNSでやり玉にあげ、二度と行かねぇと捨て台詞を吐くわけですね。
まぁそういう人に限って何度も足を運ぶわけですが。(そういう先輩いたなぁ…遠い目)
そんな養分思考の人に圧倒的に足りない視点、それは「パチンコ店も商売だ」ということ。
私はパチンコ業界にいたことはありません
だから、パチンコ店がどんな収益構造で経営しているのか細かいことは分かりません。
それでも、ごくごく常識的に考えれば大ざっぱに推測することはできます。
パチンコ店の収益構造を知る、つまり敵を知ることは、あなたの勝ちにつながる重要な要素。
本章では、あなたがパチンコ店の経営者になったつもりで読んでみてください。
パチンコ店の支出
パチンコ店を運営する上で、何にお金を使うでしょう?
考えつくのは次のようなところでしょう。
機械費は1台50万円ほど。
新台で30台入れ替えるとしたら、一気に1,500万出ていくことになりますね。
人件費は1人のスタッフへの給与が仮に月に20万円だとしたら、40人いれば800万、50人いれば1,000万かかります。
パチンコ店の支出については以下の記事で詳しく取り上げているので、興味があればぜひ読んでみてください。
>>> こんな店は危険!? パチンコ店の収支から「負けやすい店」を考察【パチ屋と無職のすろよいトークまとめ】
上記記事の参考動画によれば、パチンコ店の1ヶ月の支出は約3,300万円だそうです。
かなりお金かかっていますね…
パチンコ店の収入
どこで利益をとるのか。
無論、お客さんからです。
パチンコ台が打ち出す玉の総数より、パチンコ台が払い出す玉の総数少なければその分が店の利益ということ。
そしてその粗利益(あらりえき)から、店の経営に必要な支出を出します。
さらに余ったお金から税金を払い、それでも余ったお金がその店の純粋な利益です。
さて、あなたがパチンコ店の経営でたくさん儲けようと思ったら、どんな経営努力をしますか?
方法は大きく2つしかありません。
支出を減らす
ぱっと思いつくところで減らせそうなところは次の3つでしょうか。
機械費削減
例) 新台を買わずに中古で買う。または、導入しない。
人件費削減
例)各台計数機(パーソナル)の導入。ただし、初期費用はかかる。
販促費削減
例)チラシ広告をやめる。
これ、逆に言えば「新台は必ず導入して、全台箱積み、広告もバンバン出す」ホールだとしたら、出費がものすごいということ。
出費が多いってことは、その分利益をとらないとまかなえない。
あなたの通っているホールはどうですか?
粗利益を増やす
スロットは設定があるので、「利益をとりたかったら低設定にする」、「お客さんに還元するなら高設定にする」と分かりやすい。
では、大当たり確率が固定のパチンコの場合、どうやって利益調整するのでしょうか?
答えは「釘の調整」です。
「釘調整は都市伝説」なんて言う人もいるようですが、間違いなく釘は調整されています。
というより、店が利益調整するには釘をいじるしかありません。(建前上は、「釘のメンテナンス」)
どういうことか詳しく説明します。
今回も、シンフォギア2を例にとって説明しましょう。
シンフォギア2の初当たり確率は約1/200。
そして、初当たりの平均獲得出玉は約2,700個(パチンコスペック解析より)
上記の数値は平均なので、もちろん50回転であたることもあれば400回転ハマることもあるし、10,000発出ることもあれば単発400発で終わることもあります。
それでも、長〜く打っていると、初当たり確率は平均1/200に落ち着くし、獲得出玉も平均2,700個に落ち着く、ということです。
なので、ここでは話を単純にするために、以下のような挙動をすると想定しましょう。
(こんな台がリアルにあったら誰も打たないですが 笑)
さて上記の台の場合、どうしたら店は利益が出るでしょうか?
答えは、「200回転回すまでに、2,700個以上使わせる」
例えば、200回転回すまでにお客さんに2,800個使わせることができたら、大当たりの度に100個分店の利益になります。
逆に、200回転回すまでにお客さんが2,600個しか使わなかったら、大当たりの度に100個分店の損失になります。
200回転回すまでにお客さんが2,700個使う場合は、店も客も利益はなし。
つまりここが、店にとっての損益分岐点です。
等価店の場合、250玉で1,000円なので、2,700個というのは現金換算で10.8千円(10,800円)
200回転を10.8千円で回すということは、千円あたり約18.52回転ということ。
この18.52回転が、いわゆる「ボーダー」です。
つまり、店が利益を取りたい場合は、千円あたりの回転数が18.52回未満になるように釘を調整するわけです。
パチンコ店は商売なので、基本的には店に利益が出るような釘調整になっています。
これは、あなたが今後パチンコで勝っていくために肝に銘じておくべきことです。
パチンコで負けない(勝つ)ための唯一の方法
そんなん勝てっこないじゃん、と思ってしまうのも無理はありません。
でも大丈夫、パチンコは勝てます。
だからパチプロが存在するし、現に私も勝っています。
パチンコで勝つための唯一の方法、それは…
これしかありません。
逆に、これ以外の方法で勝てる方法があるなら聞きたいくらいです。
世の中にはパチンコの必勝法とか攻略法みたいなのが溢れていますけど、「期待値を積む」以外の方法は全部詐欺ですからね。
根拠のない、オカルトチックな方法には絶対だまされないように気を付けてください。
逆に、「期待値を積む」という方法は、非常に論理的で筋が通ります。
数値を使って説明できるので、誰もが納得できます。
中学数学以来ですからね。
あなたが数学が苦手だったのだとしたら、よく分からないかもしれません。
ただし、パチンコで勝つためには「期待値」の理解は絶対に避けては通れません。
絶対にです。
期待値とは
まずは簡単な例を使って期待値の復習をしましょう。
あなたは、次のゲームに参加しますか?それとも、参加しませんか?
さあ、あなたならどうしますか?
このゲーム、参加するのが正解。
その理由を解説していきます。
参加するべきかどうかの判断基準は、「参加料」と「期待値」のどちらが高いか。
では、このサイコロを一度ふって得られる期待値はいくらでしょう?
答えは、10,000円。
サイコロをふって1が出る確率は1/6。
1が出たときにもらえる賞金は6万円。
なので、次の計算式で期待値が求められます。
本当だったら、6の目や5の目が出たときについても考える必要がありますが、ここではその説明は割愛します。
(期待値を計算する公式は、実際にパチンコを打つときには必要ありませんから)
重要なのは、このゲームの期待値が1回あたり1万円あるということ。
つまり、1回あたり1万円もらえるゲームと考えたらいい。
参加料が5,000円なんだから、絶対にやるべきゲームなんです。
そうですね、結局確率の問題なので、12回連続で「1」が出ないことだって考えられます。
1/6の確率でも、6回に1回は必ず起こるというわけではないですから。
でも、たとえそうだとしてもこのゲームには参加し続けるべきです。
なぜなら、
要は、「サイコロを何度も何度も何度もふっていけば、1の目が出る確率はだんだん1/6に近づく」ってことです。
確率っていうのはそういう性質なんです。
だから、いくら期待値が参加料より高いと言っても、5回や10回の試行で期待値通りになるとは限りません。
何度も何度も試行することで、期待値通りになることが見込めるのです。
ここはめちゃくちゃ大事なところなのでもう一度言います。
つまり、パチンコで勝つためにも試行回数を増やすことが大事ということ。
ですから、短期間で勝とうとするのではなく、長い目で見て勝ちを目指していくのが正攻法です。
ちなみに、
と言われています。
サイコロの場合、確率分母は6なのでその400倍、2400回ほど試行すればだいたい1/6の確率に近づくよってことですね。
確率については、以下記事で詳しく解説しています。
パチンコで期待値を積むには
現在のパチンコで期待値を積むためにできることは、次の2つしかありません。
一つずつ解説していきましょう。
「ホール(パチンコ店)はどうやって儲けているのか」で書いた通り、パチンコ店は1,000円あたりの回転数がボーダーを下回る台にしないと利益が出ません。
ですから、パチンコ店にある台のほとんどはボーダー以下しか回らない。
つまり、打ち手であるあなたはテキトーに台を選んでいては高確率で負けます。
それでも、ボーダー以上回る台というのは確実に存在します。
プロはそういう台を打つことで稼いでいますからね。
例えば、イベントの日とか周年日、グランドオープンなんかはお店がお客さんに還元してくれることが多いです。
ボーダー以上回る台を作ってくれる店で、ボーダー以上回る台を作ってくれる日に、ボーダー以上回る台に座ることができれば、今までよりはるかに負けづらく、そして勝ちやすくなります。
こういう立ち回りは「ボーダー理論」なんて呼ばれていますね。
では、具体的な数値で考えてみましょう。
またまた、シンフォギア2を例にとって解説します。
まずはスペックについておさらい。
もしあなたが、1,000円あたり平均24回転する台に座れたとしたらどうなるでしょう?(実際に、私が過去につかむことができた台です)
繰り返しになりますが初当たり確率や平均獲得出玉はあくまで「平均」
もちろん50回転であたることもあれば400回転ハマることもあるし、10,000発出ることもあれば単発400発で終わることもあります。
加えて、1,000円当たり24回転回るというのも平均です。
1,000円で17回しか回らないこともあれば30回転することもあります。
ここでは話を単純にするために、以下のような挙動をすると想定します。
まず、あなたが1回の当たりを引くまでには約8.333千円(8,333円)必要です。
等価店の場合は1,000円で250玉分なので、1回の当たりを引くまでに約2,083個必要なことがわかります。
2,083個使って1回当たりを引く。
すると、2,700個払い出しがある。
つまり、1回の当たりで617個分の収益があるということ。
初当たりを当てるまでの200回転で617個分の利益を積み上げていると言い換えられるので、1回転につき3.085玉分増えていくというイメージです。
等価店の場合は1玉4円なので、1回転当たり12.34円稼いでるってこと。
一日で通常時を1,500回転させることができれば、18,510円の収益が見込めるということに。
つまり、以下の条件でシンフォギア2を打つことができた場合、期待できる日給が18,510円ということです。
楽しくパチンコしながら一日18,000円稼げるならかなりおいしくないですか?
ただ、もちろん必ず18,000円稼げるってわけではありません。
あくまで期待される日給であって、50,000円の収益があるかもしれないし、なんなら20,000円の損失で終えるかもしれない。
例えば、私がシンフォギア2で1,000円あたり21回転回った台を終日打ったときの結果がこちら。
ボーダー以上回っているので期待収支は当然プラスですが、実際の収支はご覧のグラフの通り。
だからここでも、大事になるのが試行回数を重ねること。
日給18,000円の台を数台打ったくらいでは期待収支通りに近づくわけありません。
期待収支がプラスになる台を数多く回す。
これに尽きます。
そこで必要になるのが「釘読み」です。
釘の状態を見て、その台がボーダー以上回るのかを判別する技術。
「ボーダー理論」で立ち回り、勝っている人たちはみなさんやっています。
釘読みについては、本記事最後にご案内している「パチンコ勝ち方ハンドブック」にて詳しく解説しています。
ぜひお受け取りください。
P機と呼ばれるパチンコには、遊タイムが搭載されている機種も数多くあります。
ある決められた回転数に到達すると、突入する特殊なゾーンです。
多くの遊タイム搭載機種は、遊タイムに突入したら高確率で大当たりを引くことができます。
※ ただし、大当たりを引くことができずに終わってしまう可能性がある機種もあるのでお気をつけて。
「戦国乙女6」を例にとります。
戦国乙女6のスペックは以下の通り。
要は、666回転消化したら97.64%の確率で大当たりがとれて、ラッシュに突入する。
つまり、遊タイム搭載機種というのは、ハマっていればハマっているほど期待値があるってことです。
(極端な話、もし665回転で捨てられている台があったらなんだかとんでもなく勝てそうですよね?)
世の中にはそういうのを計算して公開してくれている仙人のような方がいらっしゃるんですよね。
Googleで「戦国乙女6 遊タイム 期待値」って検索してみてください。
必ず期待値表を見つけられます。
ちなみにこちらがだくお(@dakuo_slot)さんのnoteから引用した期待値表です。
【引用:戦国乙女6 暁の関ヶ原 パチンコ|天井期待値 遊タイム ボーダー 狙い目 やめどき スペック解析(だくおさん)】
例えば、等価交換で1,000円あたり17回転する台の場合。
天井(遊タイム)まで残り300回転(=366回転)から打ち始められたとしたら、3,026円の期待値があるということ。
これまで何度も話してきた通り、もちろん必ず3,000円勝てるというわけではありません
ここでも試行回数が大事。
3,026円の期待値がある台を10台打てば約3万円の収益が期待でき、100台打てば約30万円の収益が期待できます。
ただし、ここでも非常に重要になってくるのが「釘読み」
1,000円あたりの回転数をある程度見定めることができないと、期待値を積めないからです。
例えば、先ほど例に出した天井まで300回転の台。
1,000円あたり17回転であれば3,026円の期待値ですが、もし1,000円あたり13回転しか回らなかったとしたら期待値はたったの39円。
もし遊タイムまでいったとしたら、ラッシュも含めておよそ2時間はかかるでしょう。
2時間回して期待値39円じゃさすがに勝てません。
「ボーダー理論」で立ち回るにせよ「遊タイム狙い」にせよ、「釘読み」で1,000円あたりの回転数をある程度見極める技術があるかないかが収支に直結します。
ちなみに、遊タイムの期待値表には「削りあり」とか「削りなし」とか書かれていることがありますが、私たちのようなアマチュアは必ず「削りあり」の表を見るようにしましょう。
「削りなし」というのは、大当たり中も右打ち中も無駄玉が一切ないということ。
技術をフル活用しないと「削りなし」にするのはかなり難しいです。
最後に、便利ツールのご紹介。
遊タイム狙いするならほぼ必須のツールです。
だくお(@dakuo_slot)さんの公式LINE(http://lin.ee/km5EBoh)に登録すると、遊タイム期待値計算ツールというものが使えます。
これが超絶便利。
機種を選び、遊タイムまでの残り回転数と1,000円当たりの回転数を入力すれば、期待値がいくらあるのか教えてくれる。
無料で使えるので、使わない手はないです。
※ めちゃくちゃだくおさんを推していますが、私には1円たりとも入ってきませんのでご安心を笑
まとめ
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