ミュージックコミュニケーション専攻助手 橿林真也さん
舞台監督補助として、3回の公演に渡ってミュージカルコースを支えて頂きましたミュージックコミュニケーション専攻助手 橿林真也さんに、コメントを頂きました。
発想力豊かで、いつも笑顔で温かくミュージカルコースを見守って頂き、ありがとうございました。
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「一つの作品を届けるまでのたくさんのドラマ」
DAIONミュージカル第12回公演「紡ぎだされる記憶-アンドロイド物語-」にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
舞台監督補助として稽古期間から参加させていただきました。
ミュージックコミュニケーション専攻助手の橿林真也です。
これまでDAIONミュージカルでは第10回公演「隕石の落ちた町」より大阪音楽大学着任を機に参加させていただいています。
3回の公演に関わり、常に進化し常に変わらぬ地盤をもつミュージカルコースの理念を肌で感じていました。
「明るく、元気に、朗らかに」
ミュージカルコースのモットーとして掲げるこの言葉は作品と向き合うミュージカルコースの学生をみて、頷くばかりです。
私は舞台監督補助としてチーフ1人では見切れない範囲のサポートをしていました。
幸いに私は役者、舞台、音響、照明、映像と幅広くフリーランスとして活動してきた経験を活かすことができました。
DAIONミュージカルではミュージカルコースを中心としてミュージックコミュニケーション専攻、ポピュラーインストゥルメント専攻・コースなど大阪音楽大学内でも枠を超えて作品に関わっています。
私が所属するミュージックコミュニケーション専攻からも舞台マネジメントクラスの学生とともに舞台袖から稽古場で磨かれた演技、演出が十二分にお客様へと届けられるようサポートしておりました。
仕込みからリハーサル、本番、バラシまで一つの作品をつくるあげる貴重な経験を学生と共にさせていただき、ありがとうございました。
私たち舞台裏のスタッフはお客様のお顔は拝見できず、お声もなかなか聞けません。
しかし、数々のナンバー終わりや幕が降りゆくなか聞こえる拍手は出演者の皆様と共有できる最高の瞬間でした。
プロのテクニカルスタッフが関わるなか、ミュージカルコースの学生は小道具、衣装、メイク、スケジュール管理など作品、役と向き合いながら切磋琢磨されていました。
稽古後に小道具の相談を受けたときは「体力無限大かな」と思いました。
劇場入りしてからも連日のリハーサルから本番と長い劇場入りの期間でしたが、学生たちはいつも元気なあいさつをしてくれました。
それを受けて「今日も120%で頑張ろう!」と背中を押されていました。
「明るく、元気に、朗らかに」
先生方の熱いご指導を身近に感じ、私自身感銘を受けることばかりでした。
教授するだけでなく、学生たちに託す。
アウトプットされたものへのアドバイスは研ぎ澄ますだけでなく、次に同じ壁を越えられる有意義なものと感じています。
ミュージカルコース、DAIONミュージカルのこれからさらなるご活躍を願っております。
「紡ぎだされる記憶 ーアンドロイド物語ー」をご観劇いただき、誠にありとうございました。
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