人を食らう不老不死の怪物と少年

そう生まれたからただそう生きてるだけ人間を食らう不老不死の怪物がショタを捕まえて食べようとする。
「や……やだ……食べないで……死にたくない……」
と藻掻き泣いて懇願する少年
それはいつものことだが永い生命の退屈に飽き飽きして、そのとき偶々、ふと思いついた
「そこまでして死にたくないと思うだけの人生を生きているのか?」
食べるのはやめて少年を巣に置いてその生き様を見届けることにした。
なんだかんだで情が湧いて彼が死ぬときにぼろぼろ泣き、それから生きている物を可哀想に思って食べなくなり、じきに幸せそうな顔で幸せな夢に浸りながら文字通り永遠の眠りに就く。(死にはしないもののエネルギーが無くなって動けなくなる)


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