四肢を削ぎ落とされた闘次郎ちゃんがひろみくんに虐待される
(ばっ……馬鹿にしやがって……!!!
ぼ、僕だって……う、上手く喋れれば……っ!!!)
仕事が上手く行かずに煩わされ、精神を病み、手足のない闘次郎ちゃんに手を上げるようになり、やがて自らの生活が退廃すると共に、闘次郎ちゃんの世話を放棄していく。
酒に溺れ、二日酔いに倒れ、妄想に苛まれ、腕で顔を覆いながらブツブツと世迷言を呟く。
闘次郎ちゃんは泣きながら漏らしてしまう。
オムツを着けるようになるが、生活はなかなか改善せず、うんちをしても換えてもらえず、お尻が荒れる。
やがて浴槽に入れられ、無けなしの食事だけ与えられ、糞尿すら掃除してくれない。
身体中に皮膚病を発症し、爛れていた。空腹に耐えきれず、自らの糞便を口に含む。
直きに異臭を咎められたことにより、彼の犯してきた罪の数々が露見する。
ひろみくんは禁錮刑に科せられ、闘次郎ちゃんは医療施設に預けられる。
身の安全は保証されたが、闘次郎ちゃんはひろみくんのことを想い続けていた。
体調が急に悪化して、治療も間に合わず、死んでしまう。
手足が元通りになって、獄中で自殺したひろみくんと再会する。
「先輩っ……!!!
やっと会えた……。」
闘次郎ちゃんを抱き締め、これまで自らが犯した悪行の数々を、泣きながら謝罪する。
「ごめんなさいっ……ごめんなさいっ……
僕は、あなたに出逢う資格なんか無かった……」
闘次郎ちゃんは、何よりも彼にまた会えたことが嬉しくて、それまでのことは一つも気に留めず、彼を抱き締める。
「いいよ。全部ゆるすよ。
お前に出逢えたことが、何より幸せだから。
だから、もう一度、俺を愛して……。」
ひろみくんは彼の屈託のない愛情に、再び涙を流す。
「先輩っ……大好きです……愛しています……。
これからは、二人で幸せに暮らしましょうね……。」
「うんっ……!!」
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