20201007②
(駄目だっ……心拍数が下がってきた……
このままだと、死ぬっ……!!!)
「…………」
闘次郎ちゃんは全てを察する。
「し、仕方ないなぁ~~~……」
ワイシャツを捲り上げておっぱいを見せてくれる闘次郎ちゃん。
「た……助かった──────ッ!!!!!!!!!」
───────
つい他人を見下しそうになるニコー。
(だっ、駄目だ……いけない!
他人を簡単に見下してはいけない!
今は小さくても、今に僕より大きくなって踏み潰されるぞ!!!
そうなっても困らないように、今の内に媚びを売るんだ……!!!)
─────
闘次郎ちゃんはニコーの左腕に傷痕を見つける。
「何だ、それ?」
「ん?あぁ……ただの古傷だよ。
……お前も覚えているだろう。
2500年前の聖戦を……」
当時の武勇伝を語るニコー。
「…………」
「そんな戦争無かったぞ。」
「そうだっけ?」
──────
闘次郎ちゃんはひろみくんとイチャイチャしている。
左腿に顔を近づけて、優しく撫でる。
「……このホクロ、目立つよな……」
「あぁ、多分生まれつきですね。
よく父さんにハエと間違われて叩かれたもんです」
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