【ツアレポ】みなとの老舗和菓子店『桔梗園』5代目が教える!和菓子づくりツアー
こんにちは、大ナゴヤツアーズです。
今回のツアーレポートは昭和初期に熱田から現在の場所へと移り、地域に根差した和菓子屋さんとして愛され続けている桔梗園さんで、「みなとの老舗和菓子店『桔梗園』5代目が教える!和菓子づくりツアー」です。
それでは2019年4月13日(土)に開催した時の様子を中心に、ちょっとだけお伝えしますよ。
さっそく和菓子づくり開始
エプロンと三角巾を付けてさっそく和菓子づくりスタート!
まずは水谷さんのお手本につくり方のお手本を見せていただきます。慣れた手つきでササっと形ができあがっていくので、なんだか簡単にできるのできるような気になっちゃいます。
お手本で見たのと同じように、餡を練り切りで包んでいきます。
最初は難しくてなかなかうまくできず苦戦しましたが、水谷さんにコツを教えていただきながらいくつかつくっていくうちに、ちょっとずつ上手にできるようになりました。
ここで和菓子づくりに欠かせない道具の一部をご紹介。
餡を包んだり丸めたり、伸ばしたりするのは手で行いますが、和菓子の繊細な形に仕上げるためにこうした道具を使用します。今回は一番左の三角棒と呼ばれるものを使います。見ての通り三角形になっているので、角を利用して綺麗な線を付けるときなどに使用します。
和菓子づくりに戻りましょう。丸めて親指で花びらの形に伸ばしたところで、三角棒を使って花びらの形を仕上げていきます。
ここまでできたら完成まであとわずか。
粉ふるいを使って細かくした黄色い練り切りを丁寧に飾り付けて、完成!
今回は春の和菓子ということで、桜餅もつくりましたよ!
つくった後は和菓子についてのお話
つくり終えた後は和菓子についてのお話を聞きました。大学を卒業しサラリーマンを経験した後にこの世界に入った水谷さん。何十年もの大ベテランが多いこの業界で、追いつき追い越すべく、技術向上のために研鑽の毎日なんだとか。参加者の方からもたくさん質問があり、その一つ一つに丁寧に答えてくださりました。
職人さんのように上手にはできないものの、自分の手でつくった和菓子はご家庭に持って帰って食べるのが楽しみですね。
和菓子は季節のもの。今回は春の和菓子でしたが、また違う季節に違う和菓子づくりにも挑戦してみたくなりますね。
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開催地:愛知県名古屋市
ガイド:水谷 光貴さん/御菓子司 桔梗園 5代目
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