面倒でも、試着が大切な理由と2つのポイント【ファッション】
みなさん、服を買う時に必ずすべきことが何か分かりますか。
それは「試着」です。
「試着は大事」とはあちこちで聞くフレーズかも知れませんが
なぜ試着は大切なんでしょう?
今回は、試着が大切な最大の理由についてお話します。
「いつもMサイズだから…今回もM」。試着せずにそう決めていませんか?
服を買う時、
「とりあえず、トップスはいつもMサイズだから…今回もMにしよう」
みたいに考えていませんか。
もしそうであれば…
率直に言うと、その考え方は今すぐ捨てたほうが賢明だとぼくは思います。
なぜでしょうか?
ものによっても、人によってもスタイルに寄ってもベストなサイズは違う
まず、1つ1つそれぞれのアイテムによってベストはサイズは違います。
・ブランドによってサイズの基準は異なる
・アイテムによって、数字上は同じサイズでも体型の見え方が異なる
・1人1人の体型によって体型が綺麗に見えるサイズは異なる
主にこの3つが理由です。
例えば、スニーカーブランドのadidasとNIKEではadidasの方がより小さめと言われることが多いです。
同じ25cmを選んだとしても、adidasの方が小さくて足にフィットする感覚が強いということです。
もちろんそんな一概には言い切れないし、同じadidasの靴でもモノによって違うので分かりませんが…
少なくとも、ブランドによってサイズの基準は異なります。
そのブランドが提案するスタイルと、あなたがやりたいスタイルが同じではない場合のほうが多いのかもしれません。そういう場合はサイズ選びですり合わせる必要があるでしょう。
無印良品の服なんかは日本人の体型により合わせているからか分かりませんが、XLのシャツを選んでもH&MのシャツのLより小さいとか…
ブランドによって考え方が違うので、アルファベットや数字では同じサイズであっても実際に着てみると全く違ったりするんです。
また同じブランドのアイテムであっても、ものによって実際のサイズの感じは異なります。
ある程度は統一されていることは多いですが…やっぱり違ってくるんです。
個人的には高価格帯のブランドほどこの傾向は強いイメージ。
例えばRick Owensというブランドでは、シーズンに寄ってもサイズ感はめちゃくちゃ異なります。(しかしそれも良さ)
そういう場合ですと、試着しないで「とりえあず」でサイズを選ぶと失敗することが非常に多いでしょう。
そして、1人1人の体型(身長やスリーサイズなど)でもベストなサイズは異なります。あと目指す雰囲気でも。
例えば痩せ型の人が「痩せているからがっしり見せたいなあ…」て時は
基本的には大き目を選んだほうが体型が綺麗に見えることが多いと思いますし
「逆に痩せているからめちゃ細いやつ着たい」と思うのならば
ジャストサイズもしくはそれよりも小さいサイズを選ぶかもしれません。
このようにブランドやアイテムによっても、個人の体型や考え方によってもベストなサイズは違います。
(そもそも”何をベストとするか”が人によって違う)
試着しなければサイズ感はわからない
ベストなサイズはアイテムによっても異なる。
そして、それは着なきゃわかりません。
正直、着ても分からないことが多いけど…そもそも着なきゃ始まりません。
ネットで買おうとすると採寸が書いてあることもありますが…
採寸という数字だけでは分かりません。数字上は同じでも素材によって見え方が全然違ったり。
色んな要素によって、ベストなサイズは変わります。
だからそれを確認するために、試着は本当に大切なんです。
…試着の経験があんまりなくて、もしかしたら緊張する方もいらっしゃるとは思いますし、
そもそも面倒だという方もいらっしゃるでしょう。
ですが、「試着したいです」と言って嫌がる店員さんは(基本的には)いないでしょうし緊張する必要もありません。
「詳しくないので教えてください」と言えば、親切な店員さんであれば教えてくれると思います。
面倒でも緊張しても、試着は本当に大切なのでぜひしてみてください。
試着する時のポイント
それで、ただ着てみればOKというわけでもありません。
試着するときにいくつか注意してほしいポイントをお話します。
試着する時のポイントその1 色んなサイズを試す
まず、いろんなサイズを試着してください。
とりあえずLサイズ…でよしまあこれでいいかなとなってしまったらあんまり変わりません。
Lサイズを着てみるなら、MサイズとXLサイズなど
「多分これだろうな」というサイズの隣のサイズも試してみることを強くおススメします。
試着するときは人に見てもらって意見を参考にする
また、試着をするときは人に見てもらうと分かりやすいと思います。
特にメガネだとか帽子だとか、顔周りの小物は自分で見ても違和感が先行してしまって「他人から見た時にどうみえるか」がわかりにくいなあと思います。
そういうときは人に見てもらうといい参考になりますね。
できれば店員さんなど詳しい人に見てもらうとより満足度の高い買い物ができるかなーと思います。
自分の感性に絶対の信頼がおけるのであれば必要はないかも知れませんが、
そうでなければ出来るだけ見てもらったほうがいいとは思います。
たとえ店員さんであっても、他人の意見で買うものを全て決める必要は全くありませんが
少なくとも一応参考にはしてみてください。
人の意見も自分も好みも踏まえたうえで「これにしよう」と言えるといいですね。
ちなみにH&MとかUNIQLOなどファストファッションブランドでは
店員さん1人当たりのお客様の数が多いはずなのでやめといたほうがいいと思います。
しかし、セレクトショップなど試着するときに店員さんがそばに付くショップであれば
「これってサイズ感どうでしょうか?」と聞くと教えてくれると思いますよ。
面倒でも、可能な限り試着はしよう
以上、試着についてのお話でした。
・ベストなサイズはLとか40とかの基準で決めるのではなくて、実際に着て決めてみよう。
・試着するときはいろんなサイズを着て、ファッションに詳しい他人からの意見も参考にしてみよう。
ということでした。
服を買う時は面倒でも試着してみましょう!
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