ロゴ、コンセプトを一新しました。
大門マルシェを2020年10月にスタートして、はや半年。
当初勢いで初めて続けていく中で、徐々に大門マルシェのイメージややりたいこと、大切にしたいことが形になってきました。
間に合せで作ってきたロゴや、大切にしたいことをこのタイミングでキチンと整えることにしました。
たのしさ、手触りを感じるロゴへ
ロゴのデザインはヒトコトデザインの小澤さんにお願いしました。ブランディングという観点から関わっていただき、今まで開催してきた大門マルシェや、そこから生まれているもの、作り上げたいものを何度も話を聞いてもらい、このデザインができあがりました。
たのしさ、手触り感があり、大門マルシェにしっくりとくる。リアルな手の届く範囲で、等身大の、身の回りにあること。背伸びしすぎず、日常の中でたのしいことが起こるような、そんな雰囲気を持っているところが気に入っています。
いままで大門マルシェを見守ってくれていた旧ロゴには感謝がいっぱいです。ありがとう!
地域から、個人へ
第一回の大門マルシェは「大門にいつもある、まだ知らないこと」というコンセプトで開催していました。
そこから、まさか松本や遠くは大網から「大門マルシェに出店したい」という方も現れ、長野や松本ならともかく、だいぶローカルな大門にわざわざ来てくれるというのが興味深く、受け入れることに。コンセプトと実態が合わなくなってきました。
「大門マルシェとしてなにを大切にしたいのか」と考え、できたコンセプトは「たのしいを、真ん中に」。
「たのしい」にはとても大きなエネルギーがあります。
明日仕事があるにも関わらず、夜中まで没頭してしまったり、たくさんの面倒くさいことがありながらも、その先にあるたのしさを求めて頑張れたり。「お金をもらえる」というエネルギーとはまた違う、気持ちのよいエネルギー源です。
また「みんな」ではなく「ひとりひとり」のたのしさを大切にしたい。ひとりひとりが、たのしめる場をマルシェから作り出し、そこから日常へつなげていきたい。
もちろん人が集まれば、それは集団となり、しかも町を使っているので誰かのたのしいが、誰かのたのしくないに繋がってしまうこともあるでしょう。でもそういう譲り合いや調整も含めて、とても人間くさくて、等身大で、大切なことだなぁと思います。
いつかは、この「たのしい」というエネルギーで小さな経済が回るのではないかなと、そんな感覚もあります。次のステージはそこを考えていきたいなぁ。
新しくなった大門マルシェも、どうぞよろしくお願いいたします。