超絶ラッキーマンな私
私は超絶ラッキーマンです。
今でも思い出す、あの日の夜。
今思うだけでゾッとする。
あの日の夜。
あの日の夢
遡ること四半世紀前。
東京で一人暮らしをしていました。
小さなビルの3階の小さな部屋。
窓からは新宿の高層ビルが見える。
そんなロマンチックな部屋で起きたこと。
夢と現実
私の一人暮らしの食事は毎回いい加減なもんでした。
その日はフライパンに水を入れて、レトルトのご飯を温める。
好きなラジオ番組を聞きながら、ご飯が温まるのを数分待つだけ。
すると、いきなり
「ドンドンドン」って激しい音が聞こえる。
何か音楽が鳴ってるし
部屋が壊れるくらいの音だし
一体何事だ?
って、気づいたら目が覚めた。
全て夢の中で起きたことだった。
音が鳴っていたドアの方を見ても何もない。
ほんのわずかな時間に色々と考え行動していた。
ふと気づくとラジオから
「ドンドンドン」
って、さっき聞いた音が流れていた。
と、同時に何か焦げ臭いを感じる。
「あっ!?」
って気づいて、急いでコンロを見ると丸コゲになったレトルトのご飯があった。
神さまの優しさ
丸コゲになった、クシャクシャの黒い物体を見て、焦った…
もしここで夢から覚めていなければ、火事になってた。
「あぶね〜、良かった〜」って安心する。
そして、心の中で、
「ありがとうございます」
って何度も唱える。
あの時は神様が起こしてくれたと思う。
「起きろー、起きろー!!」って。
神様は優しい。
感謝します。
神様からの贈り物
今でもあの時の神様の優しさに感謝しています。
そして、そんな不注意を起こさないようにする!
って心に決めて過ごしています。
その翌日、キッチンタイマーを買った。
神様からの贈り物は、何気ない物であるのかもしれない。
今日のしつもん
「あなたの神様からの贈り物は?」