見出し画像

6月の散歩道に咲く「アジサイ」の魅力

6月の散歩道に咲く「アジサイ」の魅力

こんにちは!🌸 花とみどりのサイエンスへようこそ。

梅雨の季節がやってくると、道端で一際目を引く花、アジサイ。そのカラフルな花びら(実はガク)に隠された面白い雑学をお届けします!

アジサイの色変わりの秘密

アジサイの色が青からピンク、さらには紫まで変わるのは土壌の酸性度が関係しています。酸性の土では青色、アルカリ性の土ではピンク色になるんです。この変化がアジサイの花言葉「移り気」や「無常」にも反映されています。

アジサイの学名と和名

アジサイの学名は「ハイドランジア(Hydrangea)」で、これはギリシャ語で「水の器」という意味です。これはアジサイが大量の水を吸収する植物であることに由来しています。一方、「オタクサ」という名前は、江戸時代に来日したドイツ人医師シーボルトが日本人女性お滝さんへの愛を込めて命名した和名です。

ロマンティックなエピソード

江戸時代、日本にやってきたドイツ人医師シーボルトは、現地の女性お滝さんと恋に落ちました。彼は帰国後もお滝さんを忘れられず、アジサイの学名に「オタクサ」と名付けたのです。これは彼の愛情の証として、今もアジサイにその名が残っています。

アジサイの葉には毒がある!?

見た目の美しいアジサイですが、実はその葉には毒が含まれています。2008年にはアジサイの葉を誤って食べた人が食中毒を起こす事件もありました。特に小さな子供やペットがいる家庭では注意が必要です。

商売繁盛と病気除けのおまじない

昔から日本では、アジサイを蜂の巣に見立てて吊るすことで商売繁盛を祈願したり、病気除けとして利用されてきました。アジサイが持つ不思議な力が信じられていたのですね。

次回もお楽しみに!それでは、また次の散歩道でお会いしましょう🌿

花とみどりのサイエンスを応援してくださり、ありがとうございます!このアカウントでは、日常の中で見つけた花や植物の魅力を皆さんと共有しています。サポートを通じて、さらに多くの素敵な発見や情報をお届けできるようになります。どうぞご支援よろしくお願いします!