チェロ 常識が常識じゃない
今日のチェロは第1ポジションから第4ポジションへの移動の練習をしたあと、ついに曲へ進出。
第4ポジションの音は不確かなままだけどね。
第1ポジションも薬指や小指まで押さえる音の時は今だ不確かな音だけどね。
曲は『荒城の月』。
正直私は、学生時代音楽の授業で習ったころからこの曲が好きではない。
辛気臭いから。
でも新しく習った第4ポジションを無理くり多様させたような新技術満載の曲なのでがんばる。
今日新しく知ったこと、一つ目『付点』について。
以前グループレッスンの時になんか先生が言っていた。
改めて先生に質問をした。
「この付点と言うものがついていたら、いつもより長く弾いておけばよいのか?」
「ちがう」
え?
「付点がついていたら、その音符の長さより半分長く弾くの。」
ほな、トータルいつもより長いやん
って思うけれど、先生は音符によって音を延ばす長さが違うってことが言いたかったんだね。
音楽をする人は音の長さまできっちりしてるんだなぁと知る。
初めて付点の意味を知った。
先生は、まさかのそこから?!の気持ちを必死で顔に出さない。
伝わっていない音楽会の常識。
個人レッスンでチェロを習うと、ちゃんと問題が解決できるのがいいね。
二つ目『up』について。
「そこはup」
と先生に言われたので、左手が下がりすぎて音がずれていたかと思い、上の位置に上げたら、
「チェロでupと言えば、右手の弦の動きのことだよ」
と言われる。
そっちかい。チェロ界の常識。
実家に寄った際に、父に今日のチェロ報告をする。
「『付点』ってその音符の半分長さ延ばすって意味らしいで。知ってた?」
と聞いたら
「小学校で習ったで」
と言われる。
そして
「先生も大変やな」
と付け加えられた。
常識が常識じゃなさ過ぎておののくわ。
あっこんな出来だけど、チェロを初体験してから一周年☆祝☆