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チェロからこれからの生き方を考える

今回は課題曲『エーデルワイス』の練習より、基礎練習が多かった。
理由は、未だに左手の指がちゃんと弦を押さえられていないから。

突然ひとつ前の練習課題に戻る。たぶん先生がどこから始めるのか忘れていたのだと思う。ドレミファからの練習をする。

以前の課題のはずだったけれど、相変わらず薬指と小指で押さえる音があまり出ない。

「以前よりは音が出るようになったよ」

と先生からは言ってもらえたが、まだまだな音。
腕全体でぶら下がるような感じで押えることがポイントらしいが・・・。
結局、腕全体プラス指の力も私にはまだまだ必要だと判明。
先生と『どないもこないもやね』という感じでお互い苦笑い。



残り5分で課題曲の『エーデルワイス』全部を初挑戦した。

練習曲で左手の指の力を入れて押さえることが課題だったので意識して弾いた。結果弦を弾く右腕にも力が入り、聞きづらい音が出る。

先生から「右腕は力を抜いて、腕の重さと弦の重さで弾くんだよ」

と言われた。

確かに先生は、チェロを弾くときもリラックスして構えて、弾くときもリラックスしている感じがする。チェロは2時間でもずっと弾いていられるぐらいで構えるんだよと初めて教えてもらった時に先生が言っていた。

私はチェロの構えから力が入っている。いまいち座る場所も分からなくて、若干足が痺れるような。30分弾いただけでも、ちょいと疲れたなと思う。


昔、スイミングスクールでもコーチがもっと腕や脚の力を抜いて泳ぐようにと皆に説明していたなと思い出した。
力を抜いて泳ぐことは私は少し得意で、お気楽に~ぐらいに泳いでいた。むしろ、もう少し力を入れて水をかくようにと言われていたぐらい。


自転車の乗り方だって、力を入れてガチガチになってこいでいたら進みにくかったけれど、鼻歌を歌うぐらい力を抜いたらすーっと進むようになった。


もしかしたら人生もこんな風に力を抜いて、必要な時にだけ力を入れて進んでいくものなのか。
自分のこれからについて、抗わずに力を抜いて鼻歌時間を多めに過ごしてみるか。



明日からちょっと脱力系&ワクっと系で過ごしてみる。
あとは力を入れるところの見極めが大事だな。
そこが私ちょっとズレているから。






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