お金が欲しくても入ってこない理由とは?
自分の顕在意識には出てこないので気づいていないけれど、潜在意識にある価値観で人生は創られています。
お金についての相談は、占い鑑定でも多い項目の一つです。
金運の星を持っている人、持っていない人、衣食住には困らず生きられる人。表現する事でお金が回っていく人。色んな人がいます。
自分の星を活かして社会に貢献していれば、自ずとお金というものは入ってくるのだと思うのですが、それでも、お金が入ってこないよ〜。どうしても不安だよ〜という方は、お金について自分がどう思っているかを書き出してみると良いかもしれません。
お金の価値観というのは、かなり親から引き継がれるものだと思います。ご両親にお金を稼ぐのは大変だよと言われ続けて育ったなら、そのように思い込んで生きてしまうのは当然な事で、ご両親がお金を遣う時に、減ってしまうという価値観で生きていたら、それを引き継いでしまいますよね。
わたしはどうゆう環境で育ったかと言いますと、父は一般企業にサラリーマンとして勤めながら、複業や株取引などもする家でしたので、豪華なレストランで外食する事がよくあったのですね。タクシー移動もバブルの頃は多かったですし、父が欲しいと思うものはドンドン買ってきますし、結構羽ぶりが良い事が多かったのですね。ご飯も食べに行くと、好きなものなんでも食べなと言われて、金額を気にしたことなんて全くなかったです。他の暮らしは割と堅実でしたが、結構謎な事が多かったです。
そんなこんなで、日本人に多いような清貧思想で、お金を稼いでる人は悪どい人、とか、お金は汚いとかそうゆうイメージは特になかったのです、でもなんでか、起業してみた時に、お金を受け取り辛い自分を感じたのですね。
お金は良いものだと思っているのになぜだろう・・・。
そこで、セルフワークをしてみたんですね。
それでわかったことは、わたしにとって、お金を自分で稼ぐということは、父に対しての遠慮があったんですよね。常々、お前らは自分で稼ぐことはできない。俺だけがすごいんだ。と言って聞かされて育ったので、自分に稼ぐ能力はないと思っていましたし、何より、わたしが稼いでしまって、父の十八番(オハコ)を取ってしまったら、父が自分の存在価値を見出せなくなってしまうのではないかな?って思っていたんですよね。
もうすぐ父も70歳になります。それはめでたいことでもあり、いつかは別れを覚悟しなければならない年齢にもなってきて、どうしてもその父の得意で自慢できる部分というのをわたしが取ってしまって、気持ちが弱くなってしまったら嫌だな。という気持ちがあった。
遠慮なんかしなくて、堂々とがんばればいいのに。父は気にもとめないかもしれないし、よくがんばったねって言ってくれるかもしれない。そんなことはわからないのに。どんな妄念妄想に縛られていたのだろうと自分でも思う。
でも、幼い頃から、いばっている父が嫌だったけど、父がそれで元気でいられるなら、それでいいと思っていたんですよね。いつしか、そんな父が大好きになった。
家族にお金で苦労させないって思っていた父にはたくさんのお金で買える愛情を注いでもらいました。自分の気持ちを上手に言わない父がたまに漏らす本音を聞いていると、そこにはやはり、一家の主としてがんばってきた証がたくさんちりばめられていると思いました。
昨年、病気をして、身体が辛いと言っている父ですが、お父さんにはまだまだ元気でいてもらいたいよ、いつもありがとう。って伝えています。
わたしが自分の足でしっかり立って稼ぐことと、父の長生きとは別物だから、わたしはちゃんと自立して、自分の家族を夫と共に育んでいきたいんだ。お父さん、だからわたしが経済的に自立しても、寂しがらないでください。(事実として、ちゃんと夫も働いていますので、父に養ってもらっているわけではない。)
そんな思いを勝手に抱えて、お金というものを稼ぐのに罪悪感を持っているなんて、とってもとっても不思議だし、これはわたしのケースなんだけど、みんな何かしら、親に遠慮したり、社会に遠慮したり、夫に遠慮していると思うんです。
だからね、あなたへの豊かさはとめどなく流れているということを心から信じてください。お金のことで、不安に思う必要は全くありません。
あなたには、全てを解決する力があります。
だからどうか、自信を持って、わたしはお金が大好きで、たくさんのお金を受け取って社会に還元する事ができますってそう自分に伝えてあげてください。
自分との対話、やってみてくださいね。