人生は暇つぶしという考えが好きじゃない
人生は死ぬまでの暇つぶしという考え方があります。
「暇つぶしだから、そう気負うことなく自由に生きたらええやん」というメッセージが込められているようです。
この、「気負うことなく自由に生きたらええやん」の部分は同意できます。
自分の中で、生きてることに意味がないのが腑に落ちているからです。(これは非常に前向きな捉え方です。)
異論はありません。
ではなぜこの考え方が好きじゃないのか。
それは僕自身が「暇な時」にすることが要因となっています。
これを読んでくれているみなさんは、実際に暇な時に何をしますか?
趣味とか、友人・恋人・家族と会うとか、寝るとか、色々あると思います。
僕が暇な時にすることには共通点があります。
それは自分が楽になることをして、一時的or長期的に自分を追い込むことをしないということです。
例えば、ひたすら寝るとか、カフェに行くとか、SNSを見続けるとか。
そういうことをやり続けます。
暇な時に、今の自分を犠牲にして未来の自分のために頑張るということはしません。
ひたすら自堕落な生活をします。
ただ、人生で踏ん張って前に進まなければならない時もあります。
嫌な思いをしつつ、目の前の物事に取り組まないといけないこともあります。
つまり、僕の中で「人生=暇つぶし」という方程式が成り立つと、一切努力しない親から金を巻き上げるだけの、自堕落人間になってしまうということです。
それは自分の生きたい人生ではありません。
だから、「人生は暇つぶし」だと思うと、何も努力せず、長期的に見て自分のことが嫌いになっていってしまうのです。
もちろん「人生は暇つぶし」という考えを、上手く自分の人生に活かせる人も確かにいるでしょう。
ただ、自分の幸せを守ると言う観点で、僕は「暇つぶし」という冷めた考え方を肯定する気になれないのです。