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顎変形症の手術を受けて良かった

■初めに


2023年の4月中旬に顎変形症の手術を受けました。
僕は上顎と下顎の骨を切りました。(SSROとLe fort I型)
今も骨を固定するのにプレートが体内に埋まっています。

手術を受ける人・治療するか迷っている人が、少しでも気分が楽になれるようなことを書こうと、手術を受ける前から決めていました。
なぜなら自分自身が、先に顎変形症の手術を受けた人の体験談から勇気を貰っていたからです。(noteやyoutubeで)

せっかく手術を受けたわけやし、事細かく経緯や持ち物・術後経過を書こうかなとも思ったのですが、同じ手術を受けた多くの人が、すでに色々書いてくれてるのでもういいかなと思いました。笑

で、じゃあ何を書くかというと、手術を受けて良かったと思っているということです。
案外心理面にフォーカスしてる人が少なかったので。


■自分の話


自分が顎変形症だと気付いたのは中学生の頃でした。
それから、ずっと手術を受けたいけど、外科手術怖いなあという葛藤で数年が経過しました。

でも、ここで手術を受けないと一生後悔するのだろうという、確信が自分の中で芽生えてきました。

それで諸事情により、外科手術に取り組むための時間が確保できたこともあり、治療に踏み切りました。

顎変形症の特徴として、別に治療しなくても死に直結しないというところがあります。(将来的に歯がなくなりやすいとか、歯周病になりやすいとか、噛み合わせが悪く頭痛や肩こり等、体に不調をきたすことはあります。)
具体的な手術の方法は控えますが、全身麻酔下で顎の骨を切るというのは想像しただけで、怖いですよね。

受けなくても今すぐに死ぬわけじゃない、リスクのある手術を受けるかどうかすごく迷いましたし、怖かったです。

それでも、自分の心と話し合って、受けようと決断して手術にまでたどり着きました。
昔の自分との約束を果たすことが出来た。
そんな自分を誇らしく思います。

また、見た目も大幅に変わりました。
まだ術後1週間で腫れは大きいのですが、これから腫れが引いていくと、もっといい見た目になるのだろうなとワクワクしています。

■これから顎変形症の治療をしようか迷われている方へ


この治療は数年単位で時間やお金(保険適用)がかかるし、何より一定のリスクがあることですので、安易に治療を受けたらいいとは言えません。
しかし、もし少しでも気になる、受けてみたい気持ちがあれば一度、矯正歯科にカウンセリングに行ってはどうでしょうか。
(n=1)ですが、ここに治療を受けて良かったと思えた人間がいます。

もちろん、話を聞いて治療をしないという決断もありです。
治療するのはあなたですので。

■終わりに


以上、顎変形症の外科手術を受けて良かったと思えた話でした。

あと、治療の全行程が終わった時の金額は書こうかなと考えています。
まだ術後矯正とプレート除去の手術が残っているので数年先になりそうですが。


P.S.
高額医療費制度は神。保険金たくさん貰えますように。


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