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2022/11/19 治らない「ぐずぐず癖」

以前にも書いたが、私は文章を書くのが大の苦手だ。その苦手意識を克服すべく、このnoteを初めたわけだ。自由に2000文字を目指して書くという課題を自分に課した。もちろん毎日2000文字を超えられているかというと、1500文字ほどになることもあるのだが、これまで1か月半以上連続更新を続けてこれていた。

比較的まとまった文章を書くことが苦にならなくなってきたかなという自覚が出てきているんだが、明日締め切りの原稿がなかなか仕上がらない。

課題を出され、それに向けてリサーチし、内容をまとめる系のプロジェクトはまだまだ苦手なのかもしれない。

noteの気楽さと仕事の気持ちの重さ

このnoteは、書き始める腰の重さを克服すれば、その時の頭の中にあることをただ適当に綴っていくだけだ。書いていくうちに自分の気持ちも入ってくるし、何よりも、書きたいことを書くというのは精神的にも気持ちが軽い。

でも仕事で文章を書くときは、クライアントがトピックを指定してくるわけだ。自分に関係しないトピックももちろんあるし、あまり気乗りのしないトピックもある。

気乗りのしない内容の場合、PCの前に座って書こうとはするのだが、他のことに気が散ってしまいがちになる。

私の仕事はものを書くだけでなく、SNSで情報を発信したり、言語を教えたりと多種多様になり、常に何かやるべきことは存在する。

SNSだと、ネタ探しや実際の配信作業はどんな瞬間でもやろうと思えばできる。言語クラスの場合だと、次週のレッスンで取り上げる時事ネタの準備も常にできるタスクの1つだ。

こうなってくると、自分の嫌いな物書きはどんどんと後回しにする「理由」が見つかってしまう。そして締め切りまであと1日という段階になって焦るんだが、それでもなかなかエンジンがかからない。

感情を遮断してものを書けるようになりたい

物書きの仕事と言っても、私は作家ではない。自分の思想信条を書いてお金を稼ごうとしているわけではない。自分の専門分野があり、多くの人が私の教えを請いたいと思っているわけでもない。

あくまで世の中に無数にあるコンテンツをさらに増やすという作業にすぎない。なので、こだわりや好き嫌いという感情は、はっきり言って無駄なものなのだ。

感情さえ遮断できれば、ただただキーボードに並ぶボタンを押す作業をするだけなので、ストレスなく物書きができるようになると思う。

でもこの境地に達するまで時間がかかりそうだ。

締め切りの近づいたプロジェクトがあるのに、今自分がしていることと言えば、なんの関係もないnoteをこうやって書いているのだ。

ぐずぐず癖はなんとか治らないものか、何十年も考えてきたものの、治すのは無理だった。きっとこれからも治らないだろう。

こんなことを考えている間に締め切りはどんどん迫ってくる。

今日は2000文字に到底及ばない文字数だが、この辺で切り上げ、真剣に仕事に取り組んでみることにする。

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