【8割の人が間違っている】ミスをしてしまった時の対処法
・会社で大きなミスをした
・毎日上司に詰められて、会社に行くのが憂鬱
・休職中だが、毎日不安で押し潰されそうな気分になる
こんな時、みなさんはどうしますか?
今回は、失敗学の権威である畑村洋太郎さんの著書
「回復力 失敗からの復活」
から、苦しい時の対処法についてご紹介します。
現状、苦しい状況にある方はもちろん、ミスをしてしまった時の気持ちの切り替え方なども紹介していますので、どんな方にも自分ごととしてお読みいただけると思います。
ぜひ、最後までご覧下さい。
【待つ】ことこそ最善の策
皆さんは、仕事でミスをしてしまった時、失敗をしてしまった時はどのように対応しますか?
僕は、入社直後からミスが多く、上司や周りの職員に迷惑をかけてばかりでした。
そんな自分が嫌で、なんとかミスや失敗を返上しようと色々と行動するものの、急ぎや焦りからさらにミスをしてしまうという、悪循環に陥りました。
ミスをしてしまうことの不安などから正しい判断やしっかりと考えることができていなかったんだと思います。
その結果、1年目の終わりにはメンタルを病んでしまい【休職】を経験することになるんです。
そんな時に出会ったのが、本著でした。
著者の畑村さんは、
「人間は失敗直後に正しい対応を取ることはできない。エネルギーが抜けている状態のときにじたばたするのがいちばんよくない。遠回りのようでも、エネルギーが戻ってくるのをひたすら待つのが最善の策」
とおっしゃっています。
休職を経験して思うのですが、本当にその通りだなと。
ミスをしてしまう。
それを取り返そうと頑張る。
これはとても大切なことだと思います。
しかし、先ほども述べたように「ミスをした直後」というのは、焦りなどから正しい判断ができない状況にあることが多いです。
その結果、小手先の言い逃れやズルに逃げてしまう。さらに、信用を失ってしまう。
これが1番よくないです。
メンタリストDaiGoさんやパレオさんもおっしゃっていましたが、不安、焦りなどがある状況では、【考える】という脳のキャパシティが奪われるため正常な判断、行動ができないんです。
ミスや失敗をした時に頼りになるのは、じっと「待つ力」。目の前のできることを淡々とやることが大切です。
そのうちに時間は必ず過ぎていきます。
そして、時間がミスをしたことによる不安や焦りを解決してくれます。
ミスをした直後、今苦しい状況にある方というのは、何かしらのアクションを起こしたい気持ちを抑えて、しっかりと考えられるような状況になるまで【待つ】ことが大切なんです。
さいごに
本日は、【待つ】ことで道が開けるということについてお話ししました。
人生は今現時点で見ると悲劇かもしれませんが、長い目で見ると喜劇であることが多いです。
今、なんとかしなきゃ。
と思う気持ちを少し抑えて、あえて待つ選択をしてみてはどうでしょうか?
面白そう!
読んでみたい!と思った方は、ぜひ一度手に取ってみてください。