【ワクチンどうなの?】新型コロナのワクチン接種は授乳中の赤ちゃんに影響が出るのか!?
こんにちは。
看護学生の @タミ です。
本日は、最近ニュースでも話題の
【新型コロナのワクチン接種は授乳中の赤ちゃんに影響が出るのか!?】
という、テーマでお話ししていきたいと思います。
現在、日本でも※ワクチン接種がどんどん進んでいます。
もちろん、このコロナ禍でも赤ちゃんを育てるお母さん方も多いと思います。
ワクチン接種は、授乳に何かしら影響があるのではないかな?と思う、お母さん方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事を読んで、そう言った精神的なストレスが少しでも軽減できれば嬉しいです。
また、是非男性の方も、授乳中のワクチン接種について理解して、奥さんなどに教えてあげてください!
*mRNA新型コロナワクチンのことです。
○授乳中と授乳中ではない人ではワクチン
の効果の違いはあるのか?
結論から言うと、特に違いはありません。
授乳中だからと言って、ワクチンの効果が薄くなると言うことはないとのことです。
この根拠には、ある研究があります。
授乳中、妊娠中、そしてどちらでもない人、131人集まってもらい、新型コロナのワクチンの効果を比較しました。
すると、授乳中のお母さんも、同じ年代の授乳していない人と同じくらい抗体をつくることができることが明らかになっています。
○母乳に新型コロナに対抗する抗体が検出
される!?
皆さんは、
『母乳中には感染症を防ぐ抗体が含まれているから、赤ちゃんを守ってくれる』
という話を聞いたことがあるのではないでしょうか?
これは、母乳中に含まれるIgA抗体と言うものが、赤ちゃんを感染症などから守ると言われているからなんです。
それなら、新型コロナウイルスのワクチンを接種したら
その抗体が母乳に含まれるのでは?
と思う方も少なくないと思います。
なぜなら、母乳はお母さんの摂取したもので作られるので!
この疑問の答えとして、
母乳中には新型コロナに対する抗体が、すくなくとも6週間は検出される
と言う結果が報告されているとのことです。
このような効果は、これまでも百日咳のワクチンやインフルエンザのワクチンでも報告されています。
たとえばインフルエンザのワクチンを妊娠中の母親が接種すると、少なくとも6カ月間は母乳中のインフルエンザに対するIgA抗体が検出されたことが報告されています。
実際にこの抗体が、赤ちゃんを新型コロナの感染から守るほどの量かどうかは、さらに今後の研究が必要だと言われていますが、
新型コロナのワクチンは、
お母さんを感染症から守るだけでなく、授乳しているお子さんを感染症から守る可能性がある
と言うことになりますね。
あくまで、可能性の話ですので本当に効果があるかは、今後の研究で明らかになると思います。
楽しみですね!
○終わりに
というわけで、mRNA新型コロナワクチンは、
授乳中のお母さんでも、積極的に打っていいですし、
赤ちゃんにも悪影響は無い
という事になります!
これは、授乳していないからダメというわけではありません。
授乳していないお母さん方でも、
ワクチンを打つ事によって、お母さんから赤ちゃんに新型コロナウイルスを感染させるリスクを減らすことができます。
ですので、授乳中でワクチンを打つか悩んでいるお母さん方、ワクチンを打っても、赤ちゃんに悪影響はないので、是非、ワクチン接種を検討してみてください。
感染が落ち着いて、1日でも早く安心して、外で遊べる日が来ることを祈っています。
本日も、最後まで読んでくださってありがとうございました!
【参考文献】
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