子宮頸がん検診でひっかかりまして⑥
家へと帰るバスの中、検索魔と化した私は、とにかく、高度異形成、上皮内がんになった場合のことを調べました。
子宮頸がんになる過程は、HPV(ヒトパピローマウイルス)というウィルスに感染することが関係していること。
このウィルスは、性的接触があれば、50%以上の女性が生涯で一度は、
感染するとされている一般的なウィルスであること。
性感染症といわれるので、お盛んな人がかかる病気だと思われることもあり、誤解される病気でもあるかと思いますが、性的な接触をしたことのある人は、誰でもかかる可能性がある病気です。
男性だと陰茎がんになり得ます。
ここで、こういうこと言うと
むきになってると思われて、余計、誤解されるんじゃないかもだし、言わない方がいいかと、考えることもありました。でも、言わないと、ずっと誤解されたままかもしれないとも思いました。
なので、あえて言わせてもらいましたが、やっぱり、むきになってるみたいに見えますね、これwww ま!いっかwww
というわけで戻ります\(^o^)/
HPVには100種類以上の型があって、特にがん化しやすい型は、
"HPV16型"と”HPV18型”であること。
このウィルスに感染しても90%は体から排除されて、
2~3年で自然消滅すること。
ごく一部が感染持続、数年~10数年の前がん病変(異形成)の状態を経て、子宮頸がんになること。
前がん病変(異形成)にも
子宮頸部上皮内腫瘍(cervical intraepithelial neoplasia : CIN)という概念で、それぞれCIN1、CIN2、CIN3、という分類があること。
◆ 子宮頸部異形成の分類(CINの分類)
CIN1: 子宮頸部軽度異形成
60%は1年~2年の間で自然消失。10%は進行。
CIN2: 子宮頸部中等度異形成
40%は1年~2年の間で自然消失。20%は進行。
CIN3: 子宮頸部高度異形成+上皮内がん
20%は1年~2年の間で自然消失。30%は進行。
私は、HSILなので、CIN2かCIN3に該当しました。
なので、コルポスコピー検査(子宮頸部組織診)で、子宮口の周りの組織を何か所が採取して、CIN2なのかCIN3なのか、はたまたそれ以上なのかを詳しく調べるようです。いろいろ、ネット調べて、ようやく自分が置かれている状況が理解できました。
そして、CIN1 or CIN2の場合は、消滅する可能性が高いので、経過観察となるようですが、CIN3(子宮頸部高度異形成+上皮内がん)だった場合、治療として円錐切除術という異形成になった部分を取り切る手術をし、その手術ですべて取り切れば完治ということなどもウェブサイトの資料や高度異形成になった方のブログなどを読ませてもらってわかったことでした。
最初に思ったのが、
ああ、早く見つかってよかったんだ・・・。
ということ。
もし不正出血を見逃して(あの一度きりだったし)パパに相談しなければ。
もしパパに、検診受けた方がいいと言われなければ。
検査結果を聞きに行くの先延ばしにしていたら。
そう思うと、今ここでわかってよかったと、思いました。
家について、ドアを開けるときには、少しだけ普段通りの自分に
戻った気がしました。
「ただいま~!」
夫「お~、お帰り~。」
そう言った夫は、子供たちソファでだらけてました。このとき、
不思議なもので、
(落ち込んでなんかいられないなぁ)と思い、元気がでましたwww
子供たちの世話をしながら、夫に今の状況を話しました。
夫「大丈夫なの?」
「う~ん。わかんないけど、たぶん、手術になると思う。」
夫「そうなんや」
子供たちの世話をしてたので、詳しいことは子供が寝てからにしようか
ということになり、この話は終了になりました。
そして、その日の夜。
夫「びっくりしたわ~。なんもないと思ってたから。」
「うん、私もそう思ってたし、ビビった。」
夫「これから、どうなるん?」
「多分、コルポスコピー検査っていうので精密検査して、その結果次第では、手術になると思う。その時は、子供たちのことお願いできる~?」
夫「それは、大丈夫よ。近くにオカンたちもいるし」
夫の両親は近くに住んでいて、子供たちもよく遊びに行きますし、
私たちが忙しく、どうしても、どーーーーしても保育園に迎えに行けないときは、迎えにいってくれたり、どうしても、どーーーーしても、子供が熱などや風邪でも仕事が休めないときなどは預かってくれたりします。ただし、本当に仕方ない時です。夫の両親も、さすがに1日、子供を見ると、とても疲れるみたいで、私が見ても、疲労困憊していて、申し訳なくなります。
また、良い距離間を保ってくれるので、悪くない関係を築けているのではないかと私は思っていますwww
少なくとも、私的には、義両親に恵まれた方じゃないかと思っていて、
感謝しています。(^^)
「うん、そうだね。でも、まだ、このことは、言わないでおこうと思う。うちのお母さんにも言わないし・・・。」
私の実家は遠く、母はシングルマザーとして、私を育ててくれて、
心配かけたくないという気持ちがあり、できるだけギリギリまで言いたくありませんでした。
夫「うん、それは、そうだね。とりあえず、その精密検査の結果がでてからどうするかだね。」
というわけで、このことについては、検査結果がでてからということになり、あとは、夫はレモンチューハイ、私はノンアルビールで、デパ地下のお惣菜を並べて、晩酌しました(*^▽^*)
参考文献:
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