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離婚までの物語〜出会い編〜

私が上京して約半年。
東京での1人暮らしにも少しづつなれてきた頃。
大学1年生の私は「そろそろバイト探さないとな。」と思い、下宿先の最寄り駅前のスーパーでバイトをすることになりました。

当然大学生なのでバイトの希望時間は夜間。
ですが、最初の1ヶ月間は仕事内容を覚えるためにも昼間に来るように言われ、大学の講義がない時間でシフトを入れて
もらいバイトをはじめました。(指導担当が昼間の勤務のため)

昼間は当たり前ですが、社員や主婦のパートの方がほとんとで、私1人だけ年齢が若く、正直スーパーの従業員の中で1人浮いていたように思います。

それでも働いている人はいい人ばかりで、主婦のパートの方々には特に可愛がってもらえましたし、常連のお客様とも仲良く話しさせていただくようになりました。

「居心地がいいな…。」

ずっと昼勤務でもいいかもと思いながら、大学の講義があるためこれ以上は現実的には厳しく、予定より少し遅れた約2ヶ月後から夜間のシフトに変更になりました。

夜間は、スーパーの閉店時間が26時だったため(うる覚えです)、シフトは大体21時〜26時すぎまで。
はじめの頃は翌日の朝起きるのが辛くて、大学の1限の講義に間に合っていませんでした。(結局必修科目1科目の単位を落とすはめに…笑)

シフトが夜間にかわって、今度はほとんどが学生バイト。
後はフリーターか数人の主婦。
昼間のバイトとは打って変わってほとんどが年齢が近い方になりました。

そして夜間バイトの3日目だったと思います。
ここで、後に私が結婚することになる女性に出会いました。

彼女は私と年齢が同じフリーター。
出身も東京であかぬけていて、どこか都会的。
スラッとしたスタイルではありますが、魅力的なグラビア体型。
バイトメンバーの中でも一際目の引くキレカワイイ美人でした。(私が言うのもおかしいですが…笑)

彼女と出会った初日はほとんど話しはせず、挨拶程度でしたが、「何度も目があうな。」と私は思っていました。
それも今思えば、私が何度も彼女のことを気にしてチラチラ見ていたからですが。笑

そうです。
この時すでに私は彼女に一目惚れしてしまっていたのです。

「おつかれさまでした!」

閉店後、最後にみんな揃って挨拶をして帰るというのがこのバイト先の決まりごとだったので、いつものようにみんなに挨拶をして下宿先に帰りました。

「また早く会いたいな。今度は自分から話しかけよう!」

彼女に出会った初日のことです。

※この内容は全てノンフィクションです。

つづく

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