ここだけの話、建築士の試験を受けてきます
はい! おはようございます!
絶賛、受験勉強中の田舎の大工です。
資格ホルダーの職人の皆さま、いかがおすごしでしょうか??
ぼくも足場組立てに始まり、高所作業車、振動、型枠支保工、玉掛け、移動式クレーン、電気、刈り払い機、チェーンソー、石綿。。。と現場で必須の資格やらはほとんど持ってますが、ついに来年度からは法改正で建築士を持っとかないと申請のスピードがダンチに変わっちゃうなー、てなってきましたので、重い腰を上げて受けてみることにしました。
ということで、今週はほとんど現場仕事はセーブして、日曜日の建築士の製図試験に向けて、図面を書き続けています。何度かいてもミスして、間違えて、勘違いしておりますが、回を重ねるごとに速くなり、ミスは減り、なんとなく勘所を摑めてきたような気がして、手を止めて考え込むことが少なくなってきてるような気がします。気がするだけです(笑) なもんだからnote投稿のペースも落ち着いてます。
とはいえ、実際に製図を繰り返してきて、これは良かったな、という製図道具についてのご紹介をば。
まあ、いまどき、手描きの図面とかあり得ないんですが、試験は手描きですし、、、、世界中でパソコンが使えなくなったら、すぐに手描きで対応するしかなくなりますから、、、そんなことあるのかわかりませんが、そんな時のために、いくつかあげておきます。
この三角定規・兼テンプレート、持ち上げるためのツマミがついてるんです。ぼくの大好きな12mmの四角があって、耐力壁に使う三角は、向かい合わせと90度回転してるのがそろってて、X方向もY方向も回転させなくて使えるようになってまして、これはとっても便利でした。
ただ、ぼく的には21cmは大きすぎるんで、もうすこし小さいのはないかと探したところ、、、、
これなら15cm、小回りが利いて、さらに勾配定規も追加されています。これ、いいでしょ? メモリと文字が赤なのもハッキリ読めて、いいです。
もしも、三角じゃなくて四角のが好き、という方には、ぼくも三角定規である必要性をそんなには感じてないんですが、つまみが付いてないのは惜しいにしても10cm×18cmがあります。つまみもですね、フローティングシールがあれば良いかな?とか思ってしまう時もあります。
ぼくの場合、なんですが、製図の練習はパソコン机でやってまして、それはイスがなんぼ座ってても疲れない良いやつだからなんですが、唯一の問題として、すぐ目の前にモニターがあるので、大きい三角をクルクル回したりとかができないんですよ。製図板の1cmむこうがモニターです。当たるんですよ。だから小さい定規を使いがちになってしまうんですが、試験会場はモニターがないから、持っていくのは大きいのにしようかな、と思ったりしています。
で、さっき当たり前のように書いてしまいましたが、「ん? フローティングシールって何??」っていう方にも説明をしなくては。
シャーペンで描いてる、ということは、触ると擦れるということです。定規やテンプレートを滑らすように使い込んでいくと、どんどん擦れて
きちゃないことになったりなんかすると困りますよね。
そんなあなたのために、スベスベ金属のシールです。これを定規やテンプレートの裏に貼っておくと、リニアモーターのように浮いた状態ですべってくれますから、シャーペンで書いた線をすることがほとんどなく、ぼくが描いてる中では擦れたのを見たことがありません。いっぱい入ってるので、外周だけでなく、ちょっと大きめの定規だと真ん中がたわみますから、中にも貼っておきます。
それと必須なのが、字消し板ですね。
これも別にどれでも良いとは思うんですが、なんとなく透け透けのこれを使ってます。いやぁ、
ただ、使い方というか、製図板にマグネットが入ってるせいでこういう金属物がくっついてくれて便利ではあるんですが、これくらい薄っぺらいものになると、剥がすのが面倒になってきます。だから、四隅をすべて折り立てて、つまめるようにしています。それだと表裏がどちらかしか使えないことになってしまうんですが、別に困ったことはないんで、折って使ってます。これは便利ですよ。このリンクのは2個セットで、こんなの2個もいらないですから、ちゃんと検索して買ってください。
そして、線を消しまくったら出てくるのがケシカス!! これを吹いて飛ばすなんて言語道断ですよ。いつもは大丈夫でも大事な時に限って、唾が飛び、大事なところに着地して、線がにじむとかするのがマーフィーの法則。
だから、羽根箒を使うのです。これで優雅にケシカスを払い飛ばすのです。ブラシとかもありますが、ぼくは優雅なのが好きなんで、この羽根箒です。
ちなみに、試験への持ち込みは禁止されてますが、ていうか、持込リストを見てて「なにこれ?」って思ったのが、この点線スケールです。
めんどくさい点線を簡単に描けるすぐれもの。これは実務に使えそうです。
あと、シャーペンですね。太いのと細いの。細いのは芯が折れるのを減らしたくて、軽いプラスチックのにして、太いのは金属っぽいのにしています。パッと見て色も違うようにして、太いのと細いのが瞬時にとれるようにしています。
消しゴムは、普通のと、ペンタイプの両方です。広い範囲を消したり、線を消したりで使い分けをしています。
ペンタイプもいろいろあるんですが、この消しゴムの断面でいうと長辺側が14mmとしっかりあって、これでしっかりと力を入れてもそんなにしならずに消すことができるんです。とにかく一秒でも速く消すという成果を出すために、これを選びました。なかなか良いです。
ということで、製図試験に便利なグッズを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
日曜日の建築士試験は頑張ってきますので、「いいね」、コメントをしておいてください!! 結果が楽しみですね〜