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高性能賃貸住宅を設計する際の注意点をあの工務店さんに聞いてきたお話

はい! おはようございます!

田舎の大工です。

全国の職人の皆さま、いかがおすごしでしょうか??

ということで、最近はちょっとずつ増えてる高性能賃貸住宅ですが、全国的にも有名な、あの工務店さんに見せてもらいながら解説してもらうという機会を戴いたので、ちょっと行ってきました。

高性能賃貸住宅というのは、断熱性能と気密性能をこれまでの賃貸住宅とは比べ物にならないほど、高級な注文住宅レベルまで上げた賃貸住宅です。
冷暖房費が安く抑えられ、入居者の満足度も非常に高くなり、建築費のコストアップにはなりますが、賃料は周辺相場よりも高く設定することができるというメリットがあり、さらに賃貸オーナーにとって1番の不安要素、空き室がほとんど出ず、げんにこの物件も建築中に入居者は決まり、空いたらすぐに入りたいと予約待ちも。

今回は先方さんの厚意でかなりのところまで見せていただき、会員さんだけのところにしていこうと思いますので、有料なのはご了承ください。

高性能住宅であれば、普段されてる工務店であれば、断熱も気密もお手の物ではありますが、賃貸となると、オーナーさんがいて、家賃をもらいながら収益化するので、収益率というのも気にしないといけませんし、隣室との音や振動の問題、入れ替わり時のメンテナンス性も大切になってきます。気をつけないといけないこと、注意点、やってみたらこうしとけば良かったと思ったことなど、いろいろ教えていただきました。

間取りや計算数値のPDF資料と社長さんの講演動画も最後に付けてますから、ほんとお得ですが、ものすごく長文で写真も多いので、興味のない方は絶対に買わないでください。


ルームツアー的なご紹介

・高性能集合賃貸住宅

南側に公園のある高性能集合賃貸住宅

まず、この物件は立地がすごいです。南側に公園があるので、陽当たり最高。春には部屋から桜を眺められる、すばらしい立地に建てられています。

断熱等級は7で、気密測定したC値は0.3、と性能はとても良いのですが、1階のフローリングは無垢、ダウンライトと間接照明でものすごく居心地よく設計されています。

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